旬のサバやブリが水揚げされる高知県室戸市では、移住若手漁師が“大量”にデビュー。そこには、“不規則”で“不安定”という負のイメージを払拭した、「サラリーマン漁師」という働き方がありました。 しけなどで水揚げがゼロでも、固定給とボーナスが確実。さらに、有休や手厚い手当もあります。 高齢化や担い手不足が深刻な日本の漁師の世界を救う一手となるのか?“新しい働き方”を追跡しました。 ■熱意伝え…女性初「サラリーマン漁師」に 舞台は、高知県室戸市。「ユネスコ世界ジオパーク」に登録されている、自然豊かな町です。 土佐湾と太平洋に囲まれた漁場。旬のサバやブリなどが水揚げされる、この漁師町では今、漁師の「新しい働き方」が注目を集めています。 漁師:「昔は組合員やったけど、今は(全員)会社員」「給料はカッチリしとるし」「福利厚生もしっかりしとるし、会社員と一緒。生活面は、安定できるわな」 20人の漁師が所属
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