マスクを着けてシンガポールの市街地を歩く妊婦(2013年6月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/Roslan Rahman 【10月23日 AFP】妊娠4~6か月の期間に自動車の排ガスに高濃度でさらされると、生まれてくる子どもの肺に問題が生じるリスクが高まるとした研究論文が、20日の英医学誌「ソラックス(Thorax)」に掲載された。 スペイン・バルセロナ(Barcelona)にある環境疫学研究センター(CREAL)のエバ・モラレス(Eva Morales)氏が率いた研究チームは、カタルーニャ(Catalonia)州サバデル(Sabadell)と北西部バスク(Basque)州ギプスコア(Gipuzkoa)にある産科医院に通院中の妊婦1295人を対象に、長期にわたる調査を行った。 研究チームは、妊婦らの居住地域で、排ガスに含まれる汚染物質のベンゼンと二酸化窒素の濃度を妊娠期間中複数回にわた
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