東京・六本木のニコファーレで 10月15日、ジャーナリストの池上彰氏とKADOKAWA・DWANGO代表取締役会長の川上量生氏が「メディアの未来について」と題し対談を行った。 この対談は「週刊文春デジタル」の特別企画。ともに「週刊文春」で連載を持っているという2人だが、実はこの日が初顔合わせ。川上氏は「やっぱエリートはだめですよ」と、独自の経営理念を披露、リリースが予定されている「ニコキャス」についても触れた。池上氏も、朝日新聞のコラム掲載拒否問題について「色んな社の取材力ややり方が手に取るようにわかって面白かった」とコメント。 また、角川文庫の「発刊の辞」が好きで暗誦していたという川上氏。角川との経営統合を「嬉しかった」と振り返ったが、池上氏は「一つになって何が出てくるのか、わかるようでわからない」と、角川とドワンゴの経営統合の先に何を考えているのか斬り込む形で進行した。 2時間にわたる