米国では今年、ソーシャルゲーム関連の売上高が10億ドルを超える見通しだ。米調査会社eMarketerがこのような予測を示した。 同社によると、月に1回以上ソーシャルゲームをプレイするユーザーは、2010年は5300万人だったが、今年は約6200万人(米ネットユーザーの27%)に増える見込み。バーチャルグッズ販売や広告収入などによる売上高は10億9300万ドルに達すると予測される。昨年は推定8億5600万ドルだった。 ソーシャルゲーム売上高の大半を占めるのはバーチャルグッズで、全体の約6割になる。次に多いのはリードジェネレーション(ほかの商品やサービスなどへの誘導による手数料収入)、次いで広告収入となる。広告収入は急速に伸びており、2010年には全体に占める割合は14.1%だったが、2012年には20.5%に増え、リードジェネレーションによる売り上げを超える見込みだ。 米国のソーシャルゲーマ