ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (2)

  • 深町秋生の序二段日記

    「シーンを変える一枚。こう見えても」 このコピーは近年ぶいぶい言わせているラッパー、カニエ・ウエストの「ザ・カレッジ・ドロップアウト」(超名盤)の帯に書かれたものだが、日にも個人的にロックシーンを変えつつあるなあと感じるバンドを取り上げてみよう。 八王子出身のミクスチャーロックバンド「マキシマム・ザ・ホルモン」である。まあこのとおり、フルアルバムのジャケットに漫☆画太郎を起用するだけあって、かなり購買層を超限定している感じがするが、秋口頃にその音を聴き、衝撃を受けたのである。「インディーズでもないのに、これほど強力な音とアティテュードを持つことが可能だったのか」と、日のメジャーなロックシーンとやらにはつくづく失望していた私はまた深く反省したのだ。 このバンドを語る前に、私の邦楽観を話そう。男性ミュージシャンについてだ。ちょっと試すとわかるのだが、ツタヤでもCD屋でも自動車部品店でもなん

    深町秋生の序二段日記
    delimeg
    delimeg 2011/03/22
  • 深町秋生の序二段日記

    速水健朗さんの「自分探しが止まらない」を読んだ。 読み終えたあとに感じたのは恐怖だった。この感覚は斎藤貴男の傑作ルポ「カルト資主義」でも感じたが、現代日に覆う得体の知れないものの正体に肉迫しているように思える。凡庸な表現になるが、これこそが警鐘を鳴らしてくれる「社会の木鐸」というやつなのだろう。 ただ違和感を覚えたのは帯だ。バックパック背負った若者とゴス娘のヘタウマイラストがあって、「こんな若者にはもううんざり」と挑発的な文句が並んでいる。これはベストセラー新書の「他人を見下す若者たち」とかにならったものなのかは知らないが(こっちの著者名も速水だ)、の内容と乖離した帯は、宣伝になるどころか上滑りするだけではないかと思う。あれは「こんな若者につけこむ輩にはもううんざり」とすべきだったのだ。でもこれじゃあまり宣伝にはならないのか。 http://d.hatena.ne.jp/S2D2/2

    delimeg
    delimeg 2008/02/21
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