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ブックマーク / lifehacking.jp (120)

  • スローな24時間で心の調律を

    この一週間ほど、仕事の関係でノルウェーを訪れています。まずは北極圏のトロムソ(あるいはトロムセー)、そして今は港町のベルゲンにて。 以前にも日の落ちるのがかなり遅い夏のストックホルムに滞在していたことはあるのですが、今回のトロムソは完全な白夜。すっかり油断して、カーテンを開けたままでいると夜の9時にぎらぎらとした夏日が窓から差し込んで体が目覚めてしまいます。 そのせいもあって、この一週間は過去に経験がない変な疲れ方に悩まされました。私の体内時計は、完全に狂ってしまっていたのです。### 早く閉まる店、時間の使い方の違い それでは現地のひとはどのように生活をしているのだろうかと興味がわくわけですが、それが非常にゆったりとしています。出勤は朝の8時台、そして午後4時から5時くらいには仕事を終えて帰っている人もみかけます。 驚くのが土産物店や博物館で、観光客が歩いていても午後6時くらいには多くが

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  • ツールを覚えることは未来の時間をたくわえていること

    ひとつのツールを長く使うことも大事ですが、ある日、えいやっと新しいツールに乗り出すと大きな成長を生み出せる可能性があります。 これまで長い間、私は自分の業である気候データの解析を、十数年前の修士の学生のときに学んだ Fortran と、若干の ツールだけですべてを行ってきました。 長い博士課程の時代、博士論文、その後就職してからのさまざまな業務にも、ほとんど同じツールの組み合わせを利用していたのです。その結果、これらのツールについて他の人には理解不能なくらい独自色の強い使い方が定着して、それが自分の武器になっていました。 しかしここ1年ほど、やってくる作業がさらに多くなるなかで、やり方が決まっていて手数が多いだけの解析をなるべく少ないステップでできないかという悩みに直面していました。たとえば数十年のデータの平均や相関をとるプログラムも、いくらでも手持ちはありましたが、それらを直面する仕事

    ツールを覚えることは未来の時間をたくわえていること
  • なぜモレスキン手帳でユビキタス・キャプチャーを実践するか?

    「モレスキン手帳って、とても質がよくて素敵ですけど高いですよね?」「なぜわざわざ高価な手帳を使うのですか?」 この質問はよく聞かれます。そして身も蓋もない答えの半分をあらかじめ書いてしまうと、「モレスキンを愛していて、あの感触を触っているのが快感だから!」です。 しかし答えのもう半分は、10 年、20 年後も残すことを考えているからでもあります。今日はちょっとこの件について独断と偏愛を承知で書いておきたいと思います。 理由1: 堅牢さ 自分にとってモレスキン手帳を使う最も大きな理由はこの堅牢さといってもいいでしょう。最初のキャプチャーからもう5年が経とうとしていますが、当時の手帳はページが黄ばんできてはいるものの、背表紙は頑丈なままでこのまま 10 年でももちそうです。 ユビキタス・キャプチャーは「記憶のメモ」ですので、その大切な記憶は数ヶ月後、 1 年後、5 年後、10 年後、30 年後

    なぜモレスキン手帳でユビキタス・キャプチャーを実践するか?
  • あなたを次のレベルに押し上げる「集中的訓練」の方法

    ただ「できる」だけではない、多くの有能な人と最高レベルで競い合うことのできるスキルを磨くにはどうすればいいのでしょう? 一人の「天才」的な才能を生み出すのに必要な時間は、マルコム・グラッドウェルが Outliers で紹介したように、10000 時間と言われています。 しかしこれは必要条件であって、十分条件であるとは限りません。普通にチェスを 10000 時間実践していれば、たいていの選手よりは強くなれます。しかしあとになればなるほど時間あたりに得られる経験値は少なくなりますし、強くなればなるほど自分のレベルを高めてくれる相手を探すのが難しくなるので、グランドマスターになりたいのなら、さらに絞り込んだ訓練が必要になります。 ゲームでたとえるなら、「スライムばかり倒していてもレベルは上がらない」と言い換えられるでしょうか。 ただ秀でているというところから、当に「天才」というレベルにまで人を

    あなたを次のレベルに押し上げる「集中的訓練」の方法
  • いつも楽しいことを先送りにしてしまう理由

    ワイン好きならだれでも知っているあの悪癖です。 「この最高の一をいつ開けようか」と思って、「今年の記念日に」「いや、もっとよい機会に」と先送りにしているうちにすっかり飲み頃を逸してしまうことがあります。 GTDTimes経由で知った New York Times の記事に、「どうして私たちは楽しみなことでさえも先送りにするのか」という話題が載っていて、「確かに、確かに」と合点がいくのを感じました。 どうして楽しみなことでも先送りになりがちなのか? ワインでなくても、たとえば買い物のクーポンを使うことや、近所の名所旧跡を訪ねてみることなど、ちょっとした楽しみを私たちは先送りにしがちです。こうしたことが起こるのは、仕事の先送り同様に、私たちが「将来の時間」に対する過度の期待をいだいているからだと記事では紹介されています。 When there is no immediate deadline

    いつも楽しいことを先送りにしてしまう理由
  • メールの文章が雑な人は実は仕事ができる?

    とどいたメールを開いてみたら、いかにも素早く書いていて、打ち間違いも漢字の変換間違いもそのままというメールだったら、どう感じますか? だらしない人だと思われるでしょうか? 仕事の雑な人を思い浮かべるでしょうか? 逆に、私は最近、こうした人はとても仕事ができる人なのではないかと感じ始めています。 公私にわたって「先日の県はどうなったでしょうか亜」「どうもありがとうごじます」といった変な言葉がメールに混じっている人を以前から知っているのですが、こうしたメールを読んでいて「文意が伝わらなかった」ということはほとんどありません。 それどころか、こうした人には次のような共通点があるなあと思うようになったのです。 メールが短く、メッセージがはっきりしている: すばやく書いた文章でも、伝えたいと思っていることを明確にした上で書き始めていることが多くてわかりやすい。 素早く返事が来る: 変換間違いを修正し

    メールの文章が雑な人は実は仕事ができる?
  • 知っていることを書くのではない。知りたいと思ったことを書いているんだ

    新しい文章を書くとき、新しい何かを作ろうとしているとき、私たちは大いなる未知を眼前にしています。なにを武器にこの未知の航海にのりだせばいいのでしょうか? **「何も持たなくていい」**Boston Globe のコラムニストでピューリッツアー(報道)受賞者の Donald Murray は教えてくれます。 Merlin Mann さんの日常ブログである Kung Fu Grippe で彼の引用が載っていたので調べてみたところ、彼がコラムを書く際の方法について書いた記事が、実に魅力的な言葉にあふれていましたので、ぜひ紹介してみたくなりました(分室でも紹介しましたが!)。 何かを書く人、クリエイトする人にとって示唆になる言葉ばかりです。 My ignorance is essential. I do not write what I know but what I need to know.

    知っていることを書くのではない。知りたいと思ったことを書いているんだ
  • 「やりたいこと」から逆算するリバース・スケジューリング

    毎日夕方の5時半には職場を「お先に失礼」して、それでいて一線の研究者として成果を上げ、人気ブログを書く方法があるとしたら? そんな方法があるなら、私こそそれを真っ先に実践してみたいです。 Study Hacks の管理人で MIT のポスドクが業の Cal Newport さんのゲスト投稿がまさにこうした成果をたたき出すためのコツとマインドセットについて触れていて、うーんとうならされました。 まずは信じられない彼の活躍ぶりですが、MIT のポスドクとして研究を業とし、プロシーディングも含めて 10 の論文を書き、を執筆したうえで、Study Hacks のブログも維持しているというのに、彼が働いている時間は毎日 8:30 から 17:30 の間だというのです。かれはこの5時半以降を完全にフリーにしておくのが好きだということで、運動や犬の散歩の時間も含めてこの時間までには完了させるよ

  • 生産性ばかり追求していないですか? 忘れたくない6種類の時間

    時間は常に一定のスピードですぎていきますが、その中身はあきらかに不均等です。「仕事の時間」や「遊びの時間」のように、私たちが時間に対して与えている意味合いが、時間の内容ばかりか、受け取り方も変えてしまうのです。 多くの場合、私たちはいろんな種類の時間を意識せずにバランスさせてお手玉させているのですが、そうしたバランスが狂ったときのために Pick the Brain の記事で紹介されている「6種類の時間」が参考になりそうです。 なんだかこの6種以外にもいろいろありそうですが、時間を見る目が変わってきますので、ざっくりと紹介したいと思います。「いま自分はどの時間にいるのか?」を意識して読んでみると面白いかもしれません。 クリエイティブで生産的な時間 あきらかに、多くの仕事術や、ライフハックのアドバイスが集中するのがこの時間です。何かを成し遂げたり、なにかを作っている時間です。 もちろんこの時

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  • 主婦のためのライフハック:日常の紙を半減する流れ作業とツール

    「あれ、処方箋をここにいれたはずなのに? どこかな?」 出かけた先から一筆書きで昼、薬局と向かうはずだった帰り道が、この一言で脱線してしまいました。自宅にもどって探してもみつからず、あきらめて車にもどってみれば、財布のなかから探していた一枚の紙切れがでてきました。ああ無情、時間ロスは約40分。 こうしたことは別に珍しいことではありませんので時間ロスを責めるつもりはまったくありません。しかし自宅で紙切れ一枚を探していたときに、家内の机回りがたいへんな紙類の山になっているせいで捜索自体がストレスになっているのが見て取れたので、今日の午後は家内の机回りの「整理コーチング」をなかば強制的(笑)に実施していました。 アメリカの経営者に行ったアンケートではアシスタントがものを探していることで失われている時間は週に4時間ほどという統計があります。単純計算で、一年で一日8時間の労働日 26 日分というわ

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  • なぜヒトにとって整理することは難しいのか?

    Why is it so hard for human beings to get organized? | GTD Times 「整理する」というのがこんなにも難しいのはなぜだろうか? 散らかった机をまえにそんなことを考えたことはないでしょうか。 GTD Times でおなじような質問をしていた人がいて、それに対して David Allen さんが非常に深い答えを返していたので、紹介します。 まずは質問はこちら。 質問: GTD のは読んだし、いつも実践しようとしているけれども、なんでこんなにたくさんの努力や、手間がかかるのでしょうか。人間にとって「整理」というのがこんなに難しいというのは、それは人間の性に逆らっているからだということはないですか? これに対する David Allen さんの答えがこれ。深い意味を理解するのに2、3回は読み返さないといけません。 すべての人は現時点で

    なぜヒトにとって整理することは難しいのか?
  • 頭のよさがすべてではない。成功者がもっている特質「Grit」とは何か? | Lifehacking.jp

    Grit とは「不屈の精神」「気骨」などと訳される言葉ですが、Clutter と同様、擬音語でもあります。困難を前にして歯ぎしりをしている、あのギシギシという音です。 Boston.com の記事によれば、この Grit が、今心理学者の間で子供の成長と成功を導く一つのバロメーターとして注目されているそうです。 ふつう成功は能力、つまり「知能」や「才能」に依存していると考えられがちですが、知能が高いからといって必ず成功するわけではないことはすでに Malcolm Gladwell の Outliers で説明された通りです。 ではどうしてある人は 10000 時間の練習に耐えられるのに、途中で投げ出してしまう人がいるのでしょうか? Malcolm GladWell がいうように環境に左右される部分ももちろんあるでしょう。しかし個人の中に挑戦的な課題を「やり抜く力」があるというのが Grit

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  • 頭脳と生活をクリアにする 11 の整理術

    Clutter という言葉はちょっと訳しにくいイメージをもっています。 語彙としては「散らかっている」「じゃまな物」という意味があります。箱に clutter を入れて振れば、きっとこの単語と同じ音を立てるでしょう。「クラッタ、クラッタ」つまりは雑然とした物の音です。 でも Clutter は頭の中にもあります。無駄な思考、つまらない繰り言、人生をコースから逸脱させる見えない敵です。 私はこの Clutter を減らすことをテーマにしたブログ、Unclutterer の愛読者ですが、その著者の一人 Erin が彼女が「頭脳」と「生活」全般を整理するためにモットーとしている 11 か条というものを紹介していました。 「整理」という視点から人生を語る記事というのはとても珍しかったので、ざっと訳してご紹介します。 すべてをダウンサイズする 持っているモノが少ないほど、それを整理したり、維持したり

    頭脳と生活をクリアにする 11 の整理術
  • 「一行だけの日記」がもたらす幸せ

    The Happiness Project で著者のこれまでの活動を振り返る「幸せをブーストする8つの戦略」というエントリーがあり、興味深く読んでいました。 著者の Gretchen Rubin さんは「目標をかかげる」「自分自身の価値観を定める」といったフランクリン・コヴィーの「7つの習慣」を読んだことある人ならなじみのある命題を、「幸せを得るため」という視点で再解釈して多くの読者の共感とコミュニティー作りに成功しているブロガーです。 しかし今回彼女の8つの戦略をゆっくりと読み返してみて一番心惹かれたのが「One-Sentence Journal」いわゆる「一行日記」の習慣です。 彼女のいう「1行の日記」はどういうものなのでしょう。そして、それはどうして幸せを導くのでしょうか。 時間を留める 彼女の1行日記は**「今日、この日にあったことをたった一つの文章で表現するとしたら何か」**とい

    「一行だけの日記」がもたらす幸せ
  • 不規則な生活してると思っていた? 有名なあの人のルーチン力

    あの有名人はどんな毎日の習慣をもっていたのだろう? 以前にも紹介した Daily Routines ブログですが、もう一度紹介する価値がありますし、それを紹介している Boing Boing の Cory Doctorow の毎日のルーチンがなんとも魅力的なのでかいつまんで訳してみました。 Cory の毎日のルーチン。 朝5時に起きる すぐにメールと、ブログを読み上げてしまう 朝7時には家族のために 10 分で豪華な朝を出せるように前の夜に準備をしておく。 夕方には少々の昼寝と、30分の読書、30分のヨガが日課。 毎日小説を2ページ執筆、短編を2ページ執筆、そしてたいていの日はコラムを執筆 月曜日はポッドキャスト、月曜と水曜は子供を早く託児所からつれてきてベビーシッターに面倒を見てもらっている間夫婦でちゃんとした1.5 時間のヨガのコースへ 日曜日は朝ご飯を外しにでかけ、公園であそび、

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  • マインドマップに対してもっていた3つの決定的な誤解

    我流のマインドマップはもうやめようと思いました。 先週末は佐々木さんのマインドハック研究会に続き、mindmap.jp の伊藤さんによる「マインドマップ基礎講座」を受講していたのですが、連日の睡眠不足が吹っ飛ぶくらいに楽しく、発見続きのセミナーになりました。 いままで私はマインドマップについてきちんと原典にさかのぼらずに真似ている部分が多かったのですが、マインドマップの公認インストラクターである伊藤さんから直接その実践方法を手ほどきしてもらうのは目からうろこが落ちる体験となりました。 というのも、マインドマップについて自分がさまざまな誤解を抱いていたということがセミナーを通して明らかになったからです。 いくつもありますが、一番自分の頭のなかでカチッとなにかが嵌る気がした3つの誤解していた点についてまとめておきます。 舌足らずかもしれませんし、必ずしもマインドマップの理論からみて正確でないか

    マインドマップに対してもっていた3つの決定的な誤解
  • 「みえる!」「できる!」不安を味方につける2つのバランス

    ToDo リストを作っても仕事ができる気がしない? ミッション・ステートメントを書いてもなんだかザワザワとした気持ちを拭うことができない? その原因は、「不安」を味方につけてないからかもしれません。 金曜日 土曜日はマインドハックス心理学の佐々木正悟さんの「マインドハックス研究会」に参加していましたが、第3回のテーマは「不安」でした。 きっと膨大な研究と知識が背後にはあったのですが、佐々木さんは心理学に不案内な私のような素人にもわかりやすく、「不安」を心理学の2大潮流から説明し、日常的にそれを応用するヒントを与えて下さいました。 佐々木さんの研究会から学んだことをベースに、応用方法を自分なりにまとめてみたいと思います。 無意識 VS 条件反応 「不安」を誰もが名前を知っているフロイトの心理学で説明するなら、それは心的ストレスが無意識の中に沈み込み、見えない力となって私たちに影響を与えている

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  • 「同じメニューばかり注文するな」新しい行動で日常を打ち破る

    いつも同じ毎日が繰り返されるだけで息が詰まりそうなことはありませんか? 何も遠くに旅行に行ったり、職場を変えなくても、ちょっと目先を変えるだけで、日常の倦怠を打ち破ることができるかもしれません。 PickTheBrain で「日常のワクを乗り越える方法」という記事が紹介されていて、よく聞く話ではあるのですが、遅れてやってきた5月病によい刺激になりそうです。 新しい行動、新しい考え方、新しい方向性を打開したいと考えているなら、何はともあれ「古い行動」を去らなくてはいけません。しかし日常というのはなかなか頑固な物で、頭で「新しい考え方をしよう」と言ったところで何も変わりません。 そこで**「行動」の方から変えてみることで、逆に考え方に影響を及ぼすという手が使えます。**記事ではいくつか代表的な方法が紹介されています。 1. 職場への道のりを変えてみる 職場にいく方法が複数あるなら、ちょっと時間

    「同じメニューばかり注文するな」新しい行動で日常を打ち破る
  • 「成功」の理由は「個人」に帰することができない

    最近 iPhone でマルコム・グラッドウェルの “Outliers” を何度目かに読んでいます。「天才!」という名前で邦訳もでましたので、手にされた方も多いのではないでしょうか。 去年、「10000時間の法則」の記事で紹介したのはこのの2章の内容に過ぎませんでした。残りの章で著者は「天才」や「成功」を勝ち取った人々を次々に考察し、それが個人の才能や天分ではなく、生まれ落ちた環境の特殊性に依存していることを論じています。 「なんだ、天才な人のか」と思ってんざりとしそうになった人。もしかしたらそんな人にこそ、このを手に取る意味があるかもしれません。このは最も背の高い、美しい樹の話ではなく、それをはぐくんだ森の話だからです。 何度も読み返すうちに最も私に突き刺さるようになった言葉は、この2章ではなく、実は1章にあります。 ホッケーの才能を早いうちに見いだそうとするカナダの少年リーグでは

    「成功」の理由は「個人」に帰することができない
  • 涙が出るまで遠くを見る眼筋トレーニングの効用

    個人差がありすぎますので、なるべく健康ネタはやらないようにしていたのですが、Twitter でのこのつぶやきに対して質問がけっこうあったのでえいやっと書いてみます。 よく、疲れ目や、眼精疲労を改善するために「遠くをみたらいい」などとよく言われますが、私もこれをほとんど毎日繰り返しています。 視力そのものがよくなるというよりは、緊張している眼球の筋肉をあえて普段使わない側に向かって使うことによって、調整をしているのだという理解ですが、私の場合これを極端なレベルにまで追求するという習慣を学生時代に始めました。 たとえば遠くにある建物の表面がタイル状だったりすると、このとき端から端までタイルがいくつあるのか数えたりします。また、遠くに木立があると、ほとんど見えるはずもない木の葉の一枚一枚が見えるようになるまで目を見開いて見つめます。夜なら一目でわかる一等星など無視して、暗い等級の星を探します。

    涙が出るまで遠くを見る眼筋トレーニングの効用