iPhone / iPod touchへ"勝手アプリ"をインストールできる状態にすることを、巷では脱獄(JailBreak)という。システムはAppleの手によりロックされているが、バッファオーバーフローなどの裏技(反則技か?)を使った手引きが整備され、多少の知識があれば誰でも脱獄可能になった。先日リリースされたOS X iPhone 2.0対応版の「PwnageTool」は、その手順がほぼ自動化されていることから、今後も脱獄を試みるユーザは後を絶たないと思われる。 早速筆者も脱獄を決行したが、そのかんたんさは驚愕モノ。DFUモードに入るとき、電源ボタンとホームボタンを10秒間押し続けたあと電源ボタンだけ放す操作と、ファームウェアイメージを指定するとき[option]ボタンを押すことさえ忘れなければ、つまづくことはないだろう。 最初に行ったのは、OpenSSHのインストール。ターミナルエミ