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読み物に関するdeltazuluのブックマーク (4)

  • 昔、西川口であった話

    西川口で日雇いのティッシュ配りをした。初めて降りる西川口は風俗とキャバクラだらけで、まだ小娘だった私には少し怖い場所だった。 キャバクラの呼び込みと間違われたりしておっさんからいやらしいことを言われたりもしつつ、いつも通りティッシュを配っていたら、目の前をフィリピーノとおぼしき女性と5歳くらいの男の子が通りかかった。男の子は彫りが深い大きくて真っ黒な目をしていて、一目でハーフだと分かる。こちらに目線をロックオンしたまま通り過ぎて行った。 「ああ、ここらへんはああいう女性も多いのかなあ」などと思いつつ子一時間仕事していると、服の裾を引っ張られた。振り向くと先ほどの男の子。「何してるの?」と聞かれたので「ティッシュ配ってるんだよ」と答えたら、「僕もやっていい?」と言う。 ちょっと困っているうちに、男の子は勝手にティッシュを両手に持って「お願いしまーす!お願いしまーす!」と配り始めてしまった。こ

    昔、西川口であった話
  • 12月の店主は桜庭一樹さんです : コラム : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    隅っこでの出会い 毎日、屋に入る。習慣になっている。最近では「どこそこの屋で見た」と知り合いによく言われる。だって毎日の散歩コースに入っているし、編集者との待ち合わせもほとんど、屋の「ここの棚の前」なのだ。 だから理想の屋というと、まず居心地がいいこと。それから、入りやすくて出やすいことかなぁ、と思う。「今日はを買うから、屋に寄らねば……」と敷居が高いより、ふらっと入れて、気に入ったがみつかればほくほくと買う、ぐらいの気軽な距離感が好みだ。 とはいえ、ふらっと入ってしまえば、こんどは品揃(しなぞろ)えがとても気になる。話題の新刊がわかりやすいところに揃い、同時にオールタイムベストも品切れせずに並んでいてくれると、兄貴のように頼もしい。さらに、その辺りの棚をひとしきりウロウロした後、隅っこのほうまで遠征したら、「ここにこれを置いたのは、誰だ!」と詰問したくなるような変ながひっ

  • On Off and Beyond: 中3を家庭教師した頃の話

    大学時代、死ぬほど家庭教師をしてました。週8回とかやってたからな。疲れたデス。特に、 「中3の子の偏差値を、1-2ヶ月で40台から50台に上げる」 ってのが、私の得意分野でございました。高校受験目前であわてた親に泣きつかれる、みたいなケースですね。 で。当時(80年代)の中3で、偏差値40台ってのは英語で言うと大抵こんなレベル。 1.文法という概念がないので、時制といわれてもなんのことやら 2.っていうか、動詞と名詞の違いもわからない 3.もっというと、アルファベットもうろ覚えだったり というわけで、まず最初に、どのレベルかを見極める。こんな感じです。 私 「犬って英語でなんていうかわかる?」 生徒 「うーん、ドッグ?」 私 「お、よく知ってるじゃん。じゃ、それ、この紙に英語で書いてみてよ。」 ここで、アルファベットの難関、「d」と「b」の違いがわかっているかどうかが判明する。できない子が

    On Off and Beyond: 中3を家庭教師した頃の話
  • 「じゃ、行くか」「ええ」:アルファルファモザイク

    [パンツじゃないから] STRIKE WITCHES (VOCALOID MEIKO ver.) [除外じゃないもん]

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