柳家三三で北村薫。－＜円紫さんと私＞シリーズより［ゲスト・原案・原作］北村薫 ［劇作・脚本］西森英行 ［出演］柳家三三 公演期間： 2011/3/26(土)～2011/3/26(土) 30代の若さにして、軸がぴたりと定まった、「本格中の本格」な古典落語を演じる、柳家三三（やなぎや・さんざ）。古典ひと筋のこの人は、北村薫作品の大ファン、とりわけ、デビュー作シリーズの大ファンです。「円紫師匠が、作品の中で、古典落語のさまざまなネタについて、独自の解釈を述べていますが、自分でそのネタを高座にかけるとき、とても参考にしています」と、自ら語っているほどです。 落語ファンやミステリファンだけでなく、落語家の中にもファンが多数のシリーズですが、不思議なことに、今まで、落語化、もしくは舞台化されたことはありませんでした。 そして、2011年3月。柳家三三が、円紫師匠に挑みます。 「空飛ぶ馬」から、短編ふたつ、「砂糖合戦」と「空飛ぶ馬」と、昼夜に分
