(CNN) サウジアラビアの元情報機関高官でカナダに亡命中のサアド・ジャブリ氏はこのほど、サウジのムハンマド皇太子は「サイコパス(精神病質者)」であり、「サウジ国民や米国人、地球に脅威を突きつけている」と述べた。 24日に放映された米CBSテレビの番組「60ミニッツ」のインタビューで述べた。 ジャブリ氏はインタビューで、2014年に行われたと同氏が語るムハンマド氏と当時情報機関トップだったいとこのムハンマド・ビン・ナエフ氏との会合のビデオ録画を見たと言及。ムハンマド氏はこの中で、アブドラ国王(当時)を暗殺したいと語り、「ロシアから毒を仕込んだ指輪を入手した。彼と握手するだけで十分だ。そうすれば彼は終わりだ」と述べていたという。 ムハンマド氏の父、サルマン現国王は異母兄であるアブドラ国王(享年90)の死去を受け、2015年1月に即位した。 ムハンマド氏はいとこのナエフ氏との権力闘争を経て皇太
![サウジ元情報機関高官、ムハンマド皇太子は「サイコパス」 14年に国王殺害に言及と発言](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8f4d66885ec75cbd9421d6fa56b2c9a68df10064/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2021%2F10%2F26%2F7f3555ccdd3eff1f3c68b27bc710ecf1%2Fsaad-aljabri-60-minutes-10-24-2021-super-169.jpg)