中南米が原産で、数十年に一度しか咲かないとされる多肉植物のリュウゼツランが各地で咲いていて話題になっています。 昭和40年に五島さんの両親が株を植え、53年後の今月18日ごろ、初めて咲いたということです。 五島さんは「待ちに待った気持ちです。ここまでの高さになるとは予想外でした」と話し、妻のアサ子さん(54)は「夫の両親が記念に植えたものなので株を分けて息子や孫など、次の世代に残していきたい」と話していました。 一方、名古屋市では、中心部にある国の合同庁舎の植え込みで、リュウゼツランが花を咲かせています。 こちらも高さ5メートルほどに伸びた茎の先に枝分かれして、小さな黄色い花が咲いています。市内の東山動植物園によりますと、日本での寿命は長くても50年ほどで、花を咲かせたあとは、ほとんどが枯れてしまうということです。 通りかかった80代の男性は、「珍しい花を見て長生きしてよかったと思う。みん