法の支配を基にする法治国家だというのに、なぜ法律を勉強する機会が大学の法学部以外にないのだろうか。 民事法、行政法などは、関わる人が多数派ではないから、 また、必要になったときに身に付ければよいからという理由で教育しないのは納得できる。 しかしながら、特に刑事法については、モラルが崩壊し、安全神話が崩壊し、 誰でも加害者・被害者になりうる世の中で、なぜ教えないのかが逆に不安に思う。 深い刑法議論は避けるが、××してはならないということを定めたのが刑法である。 そういったモラル的なものは、普通に成長していけば身につくと考えられているのだろう。 「学級崩壊」を協力にサポートする「しつけ崩壊」が起こっている現状で、果たしてモラル教育がうまくいっているのか。 (「万引きは犯罪じゃない」なぞとのたまう親が多いらしい) 何をしてはいけないか、これを小さい頃から叩き込む必要があるのではないか。 また、公