この連載では、シンガポール在住のライターが東南アジア域内で注目を集めるスタートアップ企業を現地で取材。企業の姿を通して、東南アジアにおけるIT市場の今を伝える。 今回紹介するのは、スマートフォン向けのいわゆる出会い系アプリ「Paktor」だ。6月にシンガポールでローンチしたばかりにもかかわらず、すでにアジア各国のユーザーを獲得している。 20万組のペアがマッチング、交際に発展したユーザーも Paktorはシンガポール発のアプリだが、6月末のローンチからわずか4カ月間ですでに、英語、タガログ語(フィリピンで使われる言語の1つ)、韓国語、タイ語、マレー語、中国語、ベトナム語、そして日本語に対応している。 さらに言語対応を進めるだけでなく、タイ、香港、台湾、マレーシア、フィリピンでもローンチし、各国のユーザー獲得を進行中だ。タイを2カ国目に選んだのは、テクノロジに対する好奇心が強いからだという。
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