未組立プラモ写真家。稀に組む。山登る。からぱたへのお問い合わせ、文章・写真・DJ・飲酒のオファーはTwitter @kalapattar からどうぞ
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テレビで「夫がイクメンみたいな顔してムカつく」という話をしてた。それなりに手伝ってくれるけど、自分で気づいてくれない、受け身でしかない、私の方がたくさんこなしてる、なのに「俺は結構子育てに参加してる」って満足げな顔してるのがムカつくという。 でもそれって夫側に全面的に問題があるというわけではなくて、もっと構造的な問題で、どの夫婦でも起こるんだろうなと思ってる。 どうしたって出産というフェーズは夫婦で非対称になる。妊娠・出産という大きな身体的な負担は、どれほど夫の側がサポートをしたところでどうしようもなく妻の側に一方的にかかってくる。それだけ非対称に大きな負担を一方的に背負ったという事実から、妻の側がその成果物(子供)の(所有権とまでは言わなくても)管理権が自分にある、と漠然と感じるのはごく自然なことだろうと思う。 めちゃくちゃ苦労して開発・設計した製品があったとして、それを横から別の人に「
オーバーロードの街 作者: 神林長平出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2017/09/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るこの2、3年の神林長平先生は老いてなお*1精力的に連載を続けており、本書もその連載がまとまったものだが、これがまた凄い。超常物/概念と人類の遭遇という観点から過去作を幾つも彷彿とさせながらも明確に新しく、衰え知らぬ話の広げ方と、それを豪腕と技術でもって制御してみせる筆力に感嘆がもれる。ほんとうにおもしろいし、まったく曇りなく"本書から神林長平を読んでくれ"といえる安心感がある。 簡単にあらすじとか というわけで内容を紹介していこう。物語の舞台となるのは、介護用のパワーローダーや、警察や軍隊用のパワードスーツが普及した近未来。現在既ににそうなっているが、富めるものがますます富み、逆に弱者はより虐げられるようになった社会。 新聞記者の真嶋は、
トラクターの世界史 - 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち (中公新書) 作者: 藤原辰史出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2017/09/20メディア: 新書この商品を含むブログ (9件) を見る内容紹介 1892年にアメリカで発明されたトラクターは、直接土を耕す苦役から人類を解放し、穀物の大量生産を可能にした。文明のシンボルともなったトラクターは、アメリカでは量産によって、ソ連・ナチ・ドイツ、中国では国策によって広まり、世界中に普及する。だが、化学肥料の使用、土地の圧縮、多額のローンなど新たな問題を生み出す。本書は、一つの農業用の"機械"が、人類に何をもたらしたのか、日本での特異な発展にも触れながら、農民、国家、社会を通して描く。 著者について 京都大学人文科学研究所准教授.1976(昭和51)年北海道旭川市生まれ.99年京都大学総合人間学部卒業.2002年京都大学人間・環境学研
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