1. Copyright (C) 2015 DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. HTTP/2時代のウェブサイト設計 DeNA Co., Ltd. Kazuho Oku 1
12. HTTP/2フレーム Length : ペイロードのオクテット数 Type : フレームの種類、データフレームやヘッダーフレームなどを指す Flags : ストリームの終了やらのフラグ Stream Identifier : 31bitのストリームのID R : 未定義 Frame Payload : タイプによって決められたデータ形式のデータの領域 13. フレームタイプ Type Name Summary Binary DATA ストリームに関連する任意の可変長オクテット列。 0x0 HEADERS 名前-値のペアを転送する。ストリームの開始に仕様される。 0x1 PRIORITY 送信者からストリームの優先度を指定する。 0x2 RST_STREAM ストリームの即時終了を表す 0x3 SETTINGS エンドポイントの通信方式に影響を与える設定など。 0x4 PUSH_PR
1 HTTP/2 @kazu_yamamoto 2 HTTP/2 ( ) HTTP/2 3 HTTP/2 4 HTTP/1.1 5 HTTP/1.1 Head-of-line 6 1 1 1 1 6 7 8 800 GET /roversync/ HTTP/1.1 Host: rover.ebay.com User-Agent: Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10.8; rv:16.0) Gecko/20100101 Firefox/16.0 Accept: image/png,image/*;q=0.8,*/*;q=0.5 Accept-Language: en-US,en;q=0.5 Accept-Encoding: gzip, deflate Connection: keep-alive Referer: http://www.ebay
2. 自己紹介 • 名前: 大津 繁樹 • 所属: 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ) アプリケーション開発部 • Twitter: @jovi0608 • ブログ: ぼちぼち日記 http://d.hatena.ne.jp/jovi0608/ • GitHub: https://github.com/shigeki/ • 新技術の検証・評価を行ってます。 (Node.js, io.js,SPDY, HTTP/2,HTML5) • iij-http2の開発を通じてIETFのHTTP/2標準化作業に参画中 3. HTTP/2 はRFC化目前です • HTTP/2 • IESGレビュー終了。コメントを受け てドラフトを改訂。その後承認見込 • HPACK • IESG承認済(1/23) 発行プロセスが順調なら桜が咲く前にはRFC化かも Ethernet IP(v4/v6) TCP
Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2015-03-04 06:00 これまでHTTPの最新バージョンだったHTTP/1.1が承認されたのは1999年だ。その頃、ハイエンドPCには500MHzの「Pentium III」が搭載されており、米国の大統領はBill Clinton氏だった。ソフトウェアエンジニアは、Y2K問題への対応で忙しかった頃だ。インターネットに関して言えば、米国の連邦通信委員会はブロードバンドを200Kbps以上の回線と定義しており、ほとんどのユーザーは56Kbpsのモデムで接続していた。その後時代は大きく変わったが、ウェブの基礎を担うプロトコルであるHTTPも、ようやく変わることになった。 2年以上もの検討を経て、インターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF)がとうとうHTT
ストリームによる多重化 2つ目の特徴は「ストリーム」です。従来のHTTPでは、リクエストとレスポンスの組を1つずつしか同時に送受信できないことが、パフォーマンス上のボトルネックになっています。この問題を改善するべくHTTP/1.1では新たにパイプラインが導入されましたが、一部のレスポンスに時間がかかるような場面でレスポンスが詰まってしまう問題などがあり、広く使われてはいません。そこで、HTTP/2では1つの接続上にストリームと呼ばれる仮想的な双方向シーケンスを作ることでこの問題に取り組んでいます。 1つの接続上に作られた複数のストリーム上では、複数のフレームを同時並行で転送できます。例えば、あるストリーム上ではリクエストにあたるフレームが送信中でも、別のストリームではレスポンスにあたるフレームを受信するといったことが可能になります。これにより、全体的なパフォーマンスが向上します。 ヘッダー
第3会FRESH勉強会で発表予定のスライド。HTTPについて詳しくない人のために HTTPの概要から先日RFC化されたHTTP/2の新機能、使いどころを解説します。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く