Stripe ( https://stripe.com/jp )について、SDKなどの技術的なことからビジネスなことまで自由に書くカレンダーです。
ども、@kimihom です。 最近は SaaS サービスもどんどん増えてきて、決済手段としてクレジットカードを選択する場合が多くなってきた。SaaS サービスであれば、月額課金モデルというところがベースになってくるので、実際に運用している側から検討した方がいいことをまとめてみようと思う。 顧客の 5% は決済に失敗すると覚悟せよ まずコレ。この記事で一番言いたいことでもある。意外とクレカの利用制限を超えてしまっていたり、有効期限が切れていたりなどして毎回顧客の 5 % くらいは月額決済に失敗する。その時の対策をあらかじめ考えておく必要がある。決済に失敗したらその翌月は一切使えないようにするってのは、意図せずにクレカ失敗した顧客に対してあまりに可哀想なので、そこで "決済してないけど使える状態" という一時的に矛盾した状態が発生することがよく起こる。 この問題に対応するには、いくつかの方法
この記事の概要 日本で正式リリースされたStripeをRuby on Railsに導入し、サブスクリプション型(月額定期課金)の決済システムを組み込む方法を説明します。 私が開発している formrun(フォーム・ラン) というサービスにて、2016春頃から実際にオープンβ版のStripeを利用してきた経験をもとに、具体的なコードとともに解説していきます。 実際のコードを使ったサブスクリプション型決済の説明は例が少なく、自分も実装に非常に苦労しました。これを参考にしていただいたり、ツッコミをいただけると幸いです。 対象読者 Ruby on Railsにサブスクリプション型の決済システムを組み込みたいエンジニア Stripeで出来ること 1回限りの決済(この記事の対象外) サブスクリプション型決済(この記事の対象) クレジットカード情報の保持(不可逆トークン化) クーポンコード(割引)の発行
ども、@kimihom です。 今回は月額課金モデルの Web サービスを実現したい企業向けに設計の参考になる情報を提供できればと思う。こういう情報は割と自分なりに設計して実装するっていうパターンが多いかと思うが、とても大事なことなので慎重に検討していこう。 決済サービスの選択 まずは決済サービスをどれにするかって話。ここで一番大事なのは、扱うカード提供会社の種類だ。 Visa, Master は当然として、その他のクレジットカード会社が使えるのかどうか。ここは顧客のカード登録の自由度を決めるので、実は決済手数料よりもよっぽど大事な項目になる。要チェックだ。 あとは企業によっては収益が出た後の支払いフローも確認しておいたほうがいいかもしれない。収益の確定はいつで、支払いはいつなのか。黒字倒産するほど急成長することは稀だとは思うが、そのあたりのキャシュフローも事前に把握しておく必要がある。
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