明洞の真ん中にいかにも古そうな外観の、実はオープンから数カ月しか経っていないざるそば屋がある。冬はうどん、夏はざるそばがメインだという。 場所は市庁から小公洞に向かう道。少し先には韓国銀行ロータリーがある。 この近くには古から営業しているオーダーメードの背広を作る店がある。韓国の有名人の背広を作っている店だが、大型の店が多い明洞で小さな店が細々と並んでいる様子は一種の伝統さえ感じさせる。 外観は古くから営業している店のようだが、中は驚くほど現代風なこざっぱりした粉食屋(軽食を食べさせる店)スタイル。それほど広くない内部は、立ち食いそば屋のように「さっと食べてさっと帰る」という印象だ(実際に食べるのに5分しかかからない)。 ざるそばとはいえ、日本式のざるそばを期待してはならない。まったく別物と思った方がよいだろう。お盆にワンセットになって出てくるのは、大根おろし、みじん切りにしたネギ
東京中野区にある「長岡屋」という蕎麦屋に衝撃のメニューが存在するという噂を聞いた。その名も「ドラえもん」。 衝撃のメニューって言ったって、どうなのよ、とあの頃の私は半信半疑だった。 お店の前まで行き、ウィンドウを覗き込んだ私が味わった驚きを伝えるには鈍器で殴るしかない。天ぷら蕎麦、カレー南蛮などの定番メニューのサンプルが並んでいる中に奇跡のように魅力的なオブジェが置かれているのである(写真1)。噂は本当だった。 今回、お店にお願いし、お子様限定だというこの一品を特別に味わうことができた。その喜びを伝えるために、今度は鼓笛隊にパレードをお願いせねばなるまい。 席について待つこと数分。ちなみにメニューにもきちんと「ドラえもん」の文字があった(写真2)。 で、出たー! うどん、ふりかけのかかった御飯、ゼリーによって構成される極上の4次元ポケット空間(写真3)。時刻は午後6時。夕飯時に入店してくる
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