サイボウズは7月25日、自社の技術力の向上を目的にサイボウズの100%出資による研究開発会社「サイボウズ・ラボ」を設立することを発表した(関連記事参照)。なぜ別会社である必要があるのか、何を開発するのかなどさまざまな疑問について、サイボウズの最高技術責任者(CTO)であり、新会社の代表取締役も務める畑慎也氏に話を聞いた。 最近のサイボウズ インタビューに移る前に、ここ最近のサイボウズについて簡単にまとめておこう。同社の主力製品と言えば、「サイボウズ Office」や「サイボウズガルーン」といったグループウェアだが、この5月にガルーン2のフレームワークをそれまで利用していた独自開発の「CyDE」に替えて、オープンソースのMySQLとPHPを採用した「CyDE 2」に変更した(関連記事参照)。サイボウズがオープンソースを取り入れた経緯は、サイボウズの代表取締役社長、青野慶久氏に行ったインタビュ
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