朝日新聞 9月17日付朝刊 「声」(ネット上のソースなし) ぬくもりある「子ども」呼び (佐藤 雄一 横浜市金沢区 40歳 高校教師) 「『子ども』呼び 家父長制なの」(7日)を読み、学校内などで意識的に「生徒」を使わないようにしている私とは、反対の考え方が示されていたので意見を述べたい。 投稿者の知人の方々の代弁になるか否かはともかく、私なりに使う言葉の意味を考えている。まず「生徒」には従う者の意味が含まれ、「選手」には選ばれた者というイメージがついて回り、適切ではない。 持論を記せば、教育は従わせるものではなく、結果より過程を大切に考えるべきだ。課外活動においては、技能の優劣により「選手」などという呼び方をすることはさけるべきだ。 また、若者の成長を心から願う年長者が、部内の学生のエピソードなどを人に話すような場面では、「部員」より、ぬくもりの感じられる「子ども」の方が、雰囲気が伝わり