「W42SA」(8月28日の記事参照)は、一見すると普通のコンパクトなWIN端末。しかし、その中にはユニークな機能が搭載されている。ダイヤルキー部分に書いた手書き文字が、テキストとして入力される機能だ。 これは「スムースタッチ」と名付けられた機能の1つ。ほかにもダイヤルキー部分をなぞってタップすることで画面のスクロールや選択操作を行う「スクロール&タップ」、手書きの図形を暗証番号の代わりに使える「スムースロック」、キーに触れるとカメラのオートフォーカスが働く「オートフォーカス」の3つが用意される。 「これまでにない、分かりやすい操作性を実現できないか」──。スムースタッチを搭載したいきさつについて、こう説明するのは鳥取三洋電機のマルチメディアビジネスユニット モバイル通信技術部で主任企画員を務める川口弥文氏だ。スムースタッチでどんなことができるのか、どこが便利になるのかを聞いた。 アダージ