有限会社おっぱ乳業(おっぱにゅうぎょう)は沖縄県今帰仁村に本社を置く牛乳・乳製品メーカー。社名の由来は本社所在地の近くにある乙羽岳(おっぱだけ・標高275m)にちなむ[1]。 製造する製品のパッケージには、大きな乳房をあらわにした牛が描かれていることから「おっぱい牛乳」と勘違いされることが多いが、この牛は「牛には乳房が4つあるんだよ」ということを知らせる意味がある[1]。 現在、おっぱ乳業では乳牛を飼っておらず、今帰仁村の酪農家から牛乳を買い付けて乳製品を製造・販売している。それでも1日の牛乳製造数は大パックにしてわずか約600パック程度しかないため、沖縄でも製品を発売している店は少ない。しかし、その奇抜な名前と素朴な風味からファンが多い。 沿革[編集] 栃木県那須高原で酪農を営んでいた創業者が、栃木では生産調整で原乳が廃棄処分となる一方で、沖縄では牛乳が不足しているという話を聞き沖縄に移