下のほうのエントリにコメントをいただいたりしてその後考えたのだが。おそらく私が「うんざり」している原因は、男女共同参画だとかジェンダーフリー全般というより、その中でも、基本法などを受けて自治体などが発行している啓発用のリーフレットや小冊子の世界にあるのではないかと思う。個人的にいくつかを見る機会があるのだが、なんかねー、ああいう啓発冊子って、結婚して子育てもしたい男女(もしくは自分の人生の中で結婚することや子どもを持つことを想定している男女)しか相手にしてないんじゃないか?と思うことがよくある。さもなくばあくまでもキャリアアップを目指す女性。もちろん全国津々浦々のその種の啓発冊子を並べてみれば、それなりにバラエティはあると思うが、基本的には、男女共同参画=家庭と仕事の両立路線だし。いかに女性が家庭と仕事を両立しやすくしていくかとか、いかに夫を家事に引き込むかとか。それ以外だとDV関連。あと
macska 板経由で知りました。 「ジェンダー・フリー」をめぐる混乱の根源 (1)(山口智美) 「ジェンダー・フリー」をめぐる混乱の根源 (2)(山口智美) フェミニズム系ミニコミ誌『くらしと教育をつなぐ We』2004年11月号掲載記事のようです。話が前後する文章でいまいちわかりにくかったのですが、まとめるとジェンダーフリーは三つあるってこと? (太字はなんばが勝手につけた呼び名) バーバラ・ヒューストンによる元祖ジェンダーフリー 東京女性財団による東京女性財団版ジェンダーフリー 大沢真理による大沢版ジェンダーフリー 元祖ジェンダーフリーはバーバラ・ヒューストンの論文で、性別に関して人々が持っている心や文化を変えていこうという運動方針を指す言葉として使われたそうです*1。ジェンダーを見ない、生徒を男女によって一切区別しない、という教育方針を指す言葉として使われたそうです。しかし、ヒュー
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