JR四国が土讃線高知―須崎間で11月に運行するSL急行の初日分指定券の発売が23日に行われたが、全国一斉のオンライン入力のためJR高知駅に並んだ人が一枚も購入できない事態となった。 SL急行「土佐二十四万石博 一豊&千代号」は11月23日から4日間運行。JR西日本からC56蒸気機関車を借り、一日一往復する。 指定券の発売は運行1カ月前からなので、初日の運行分(往復528席)は23日に全国のみどりの窓口で販売開始。ところが全国的に大人気とあって、午前10時の受け付け開始とほぼ同時に完売した。高知駅には発売前から30人ほどの希望者が並んでいたが、購入できた人は一人もいなかった。 JR四国によると、指定券の発券は窓口の社員がオンラインで打ち込んだ順に発券が受け付けられる仕組み。発売と同時に全国で入力が殺到したとみられている。 11月24日以降の運行分も、それぞれ1カ月前の各日午前10時から発売を