●盗作認定、芸術選奨取り消す 文化庁 本日(5日)の毎日新聞電子版速報記事から・・・ 絵画酷似問題:盗作認定、芸術選奨取り消す 文化庁 芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した洋画家の和田義彦氏(66)の作品がイタリア人画家、アルベルト・スギ氏の作品と酷似している問題で、文化庁は5日午前、盗作の有無を判断する臨時審査会を開き、「盗作とみられてもやむを得ない作品があった」として授賞の取り消しを決めた。同日午後、文科省が正式発表する。賞取り消しは1950年の芸術選奨の創設以来初めて。選考のあり方も厳しく問われそうだ。 審査会には、3月に和田氏への授賞を決めた美術部門の審査員7人のうち、3人が出席(欠席した4人のうち3人が委任状提出)。終了後に会見した文化庁芸術文化課の鬼沢佳弘課長らによると、主な授賞理由となった回顧展「ドラマとポエジーの画家 和田義彦展」を中心に、和田氏とスギ氏の対面調査での発言、調書