10日間でなんとも変わるものだ。今月初めには、AOLはGoogleとの昔からの関係を捨て、MSN Searchを採用することでMicrosoftとくっつきそうに見えたものだ。この時、大金が動くことはないだろうと噂されていた。 しかし、莫大な――10億ドルもの――金がGoogleからTime Warnerに渡されようとしている。その見返りに、GoogleはAOL株の5%を手に入れ、両社間の広告販売提携を拡大し、スティーブ・バルマー氏に向けて中指を立てる権利を手に入れる。 この取引で、Googleは面目を保つことになるが、最終的には破滅につながる種をまくことになるかもしれない。どうしてかって? ではまずStarbucksの話をしてからGoogleとAOLの話に戻るとしよう。 わたしはStarbucksが食料品店よりもうまいコーヒーを売ることを目指していた時のことを覚えている。コーヒー豆は包装さ
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