楽しみにしている、メールマガジン『萬晩報』で、新聞という旧メディアがいかに時代遅れの感覚であるかが、よくわかるコラムが掲載された。 民放TVのワイドショーの定番コーナーになっているのが、「新聞読み聞かせ」である。テレビ朝日の「やじ馬新聞」に始まるこのコーナーは、著作権を侵害される立場にある新聞業界が放送中止を求めないのだから、新聞、民報TV業界間には不思議な「互恵」関係が成立しているのだろう。 筆者も、新聞読み聞かせコーナーをやめろとは言わない。短時間で記事のさわりが分かるのだから、これほど便利な「ツール」はない。ヤフーなどインターネット・ポータルサイトのニュースコーナーも、これの発展系と理解することもできる。 しかしである。どうにも納得できない新聞読み聞かせコーナーがある。TBSの朝のワイドショー「みのもんたの朝ズバッ!」のそれである。 他局のワイドショーとの決定的な違いは、新聞紙面と記