【2016年11月30日更新】 かるび(@karub_imalive)です。 外国人監督を起用したスタジオジブリ、2年ぶりの新作映画「レッドタートル ある島の物語」を見てきました。「大人のジブリ」として渋い無声映画で、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で特別賞受賞するなど、クオリティは間違いなく高かったです。しかし、評判が必ずしも興収と動員につながらないのが興味深いところ。 「ジブリ」ブランドであるにも関わらず、封切り初週から、観客動員数でランク外となるまさかの厳しい展開。あるネット記事では、「大爆死」と書かれてしまう始末です。 「君の名は。」や「聲の形」など、他のアニメ映画が好調に推移する中、一人負け。アート寄りすぎた内容や、広告宣伝の少なさが影響したのでしょう。 なお、本感想エントリには、後半でのラスト/結末までのあらすじや、考察で「ネタバレ」部分があります。映画館にこれから行かれる方は