レインボーフラッグ(2015年5月17日撮影、参考写真)。(c)GREGOR FISCHER / DPA / AFP 【10月24日 AFP】イスラム教徒が多数派を占めるマレーシアで23日、野党指導者が隣国インドネシアを先月襲った地震と津波について、同性愛者たちの活動に対する「(アラビア語で神を意味する)アラーからの罰」であると発言し、非難が殺到している。 問題となっている発言は最大野党である統一マレー国民組織(UMNO)の党首、アハマド・ザヒド・ハミディ(Ahmad Zahid Hamidi)氏によるもの。 ザヒド氏は議会演説で、マレーシアにおいて同性愛者のコミュニティーが存在感を強めていると指摘。マレーシアではここ最近、首相を含む政府高官らが同性愛者の権利を否定する発言をしたほか、同性同士の性行為を禁じるイスラム法によりレズビアン2人がむち打ち刑を受けた。 同国の前副首相でもあるザヒド
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