現在のように医療技術が発達していないなどの理由から、昔は生まれすぐの赤ちゃんが亡くなることは珍しくなかったようです。 そのようなこともあってか、古来より、生まれてから6日目までは、赤ちゃんの生命は産土神(うぶすながみ・うぶのかみ)に委ねられ、生後7日目でようやく人間の子供として認められると考えられてきました。 そこで、無事生後7日目を迎え、人間の子供として認められたことを祝い、家族や親戚等を招き、盛大にお祝いをしたのが「お七夜」の由来です。 古くからある行事の多くがそうですが、具体的にどのように行事を執り行うかは、地域などによって差があったり、そこそこのしきたりがあったりするものです。詳しいことがわからない場合は、家族と相談して決めるといいでしょう。 大切なのは、出産が無事に終わったことと赤ちゃんの誕生を祝う気持ちなので、あまり細かいことに気にしすぎず、お祝いの気持ちを大切にすればいいので