22年前、ちょうど小学5年生のころMSXというパソコンを買ってもらい、ゲームを作る、という喜びを得ていた。 当時としてはごく少数派のパソコンマニアに分類されてもおかしくない状態であったと思う。 当時はカセットテープでプログラムを保存したり読み込んだりしていた。 市販のゲームをするにも、テープを10分とか20分かけて読みこみ、それでようやくゲームがプレイ出来たのであるが、そんな時代があったことを知っている人は今のパソコンマニアの中でも知っている人は少ないかもしれない。 当時、個人が作ったゲームプログラムなどはパソコン雑誌を通じて公開されていた。 そのパソコン雑誌に書かれているプログラムをパソコンに向かい、1時間とか2時間とかかけて打ち込んで、カセットテープに保存していた。 当時、それが僕にとっての常識だった。インターネットという概念ももちろん知るわけもなく、ダウンロードという発想なんか無かっ