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ブックマーク / kokokubeta.livedoor.biz (3)

  • 広告β:広告が環境に溶けていく日

    しばらく前から自分はゲームについてのを読みあさっている。それは私がゲーマーであるからではなく、何となくこれからの広告の道を示唆する何かがゲームというものに潜んでいると考えていたからだ。もちろんそれはテレビゲームの中に企業名を仕込むとか、そういうことではない(いわゆるゲーム内広告)。もっと大きなところで、広告のメッセージ構造の転換があると考えている。 とても示唆的な言葉が斉藤由多加氏の著書「ハンバーガーを待つ3分間の値段」に書かれていたので、長いけれども抜粋する。 ゲームの企画者の意志やメッセージはどこに表現されているのでしょうか。それは、実は、「枠組み」そのものに込められているのです。(中略)『シムシティー』というゲームはシミュレーションのお手というべき名作です。(中略)悪化した住環境を改善するには・・・?その答えは「公園を作ってやる」ことです。(中略)このゲームのプレイヤー達はや

  • 広告β:ケータイ市場に学ぶ

    携帯電話の機種変更を久しぶりにしようとして驚いた。携帯電話が高くなっている。私の記憶では「携帯電話=0円」という発想だったのだが、今のキャリア(ソフトバンク)では必ずしもそういう感じではなくなっているようだ。友人にそれを言ったら「古い」と笑われたが、まあそういうものらしい。 ところで、ずっと放置していた料金プランも含め色々と見直しながらWebを徘徊していたのだが、携帯電話における「囲い込んでカネを取る」知識はすごいな、と思った。単発の、文脈と切り離された商品購買とは別に、世の中には囲い込み系と呼ぶべきビジネス領域がある。メモリースティックやitunes、ポイントカードなども似たようなものだが、業界の参入障壁から端末、料金プラン、課金制度まで含めていろいろ手だてがそろっている携帯電話は、この手のビジネス知識の見市のようだ。 で、いろいろ見ていて、こんなニュースを目にした。 携帯電話や

  • 広告β

    ちょっと前にネットで「ブランディング」という言葉を目にしていて、違和感を感じることがあった。ネットメディアの人が言う「ブランディング」と、オールド広告人(=自分)が考える「ブランディング」に、隔たりがある。これは何だろうと思っていたが、大ざっぱに言うと、ネットメディアにおけるブランディングは「量」を指しており、オールド広告人の言うブランディングは「質」のことを指している。わりとそこら辺ですれ違っているようだ。 ネット広告というのは個人の具体的な購買にいかに張り付くかというところで既存メディアと差別化しているので、基的にはディープなターゲティングと、購買になるべく近いところでの広告差し込みがポイントになってくる。これは購買を基準にした効率で効果を定義していることによるわけで、それがこのメディアの可能性でもあるし限界にもなったりしている。そうするとネットメディアの人々にとっては、とかく露出

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