毎分35時間分のビデオがアップロードされるYouTube。Google傘下の怪物ビデオサイトは、単独サイトなら世界第2位の検索サイトに相当する。これはウェブビデオがそれだけ強力なメディアになったという意味だろう。しかし同時に、この強力なメディアにとってキュレーション[目的に応じた収集]が必須になったと言ってもいいだろう。ちょっと笑える短編ビデオが見たいけれども何十億本ものビデオの中から探したくないとしたら ― 自分専用にパーソナル化して集められたストリーミングビデオのチャンネルがあったなら。嬉しいことに、コンテンツキュレーションがビデオにもやってきた。名乗りを上げたのはShortForm。 このサンフランシスコ拠点のスタートアップは、ウェブビデオコンテンツを集めてパーソナル化したチャンネルを作る。YouTubeや他のビデオサイトのビデオクリップを簡単に集めることができる。ユーザーは次々とビ
Chrome Web Storeのリリース、Chrome OSパイロット・プログラム、そして不覚にも流出したGoogle +1初の画面イメージ。Googleはこれでもまだ忙しさが足りないと言うのか、もう一つ隠し玉を披露した。新しいGoogleグループだ。 厳密に言うと、Googleは、新しいGoogleグループのユーザーインターフェースを事前公開しているだけだ。この新しいGoogleグループのインターフェースは、今回Googleグループに加えられる一連の改訂の第1弾」とGoogleがここに書いている。これはまさしく全面改訂だ。新しいデザインは、GmailやGoogle Readerの流れをくむものとなっている。さらに、一部の要素はほんの少しWaveライクでもある。 新UIのポイントは左側のメニューだ。ユーザーはここから自分のグループ、アナウンス、最近見たグループ、お気に入りのグループなどの
Twitterの共同創立者であるBiz StoneがReuterとの短いインタビューに応じて、ツイートを活用した「Twitterニュースサービス」実現の可能性について話をしていた。インタビューはあくまでもStoneの頭に浮かんだ仮定の話としてなされたもの(確かに可能性はある)のようだ。また、Twitterの創立者がプレスに対して同様のアイデアを語ったのも初めてのことというわけではない。そしてその「同様のアイデア」は現実化していない(少なくとも現在のところ)。しかしだからと言ってあり得ない話をしているというわけでもない。StoneはTwitterについて、Reuterに対して次のように語っている。曰く「サービス開始当初から、世界中からのニュースを配信するニュースサービスのような機能も持っていたのです」とのこと。 自分自身のことを思い出してみると、Twitterを面白いと感じたのは日常のありふ
本をそのまま送ると裁断機でバラバラにした後、スキャンしてPDFデータなどに変換してくれるという、電子書籍時代が始まっているにもかかわらず既存の出版社がノロノロしているその間隙を縫うかのようなタイミングで出現したサービス、それが「BOOKSCAN」です。その舞台裏がどうなっているのかを実際に行って取材してきました。 結論から言うと、2010年4月の設立から約7ヶ月が経過、その間に新規参入業者が山ほど出現しましたが、「BOOKSCAN」はさらなる劇的な進化を遂げて差別化に成功しており、最初の頃からは考えられないレベルに到達していました。正直、わずか7ヶ月でここまでできるのだという意味では、まるで海外のスタートアップ企業のようなスピード感と、アイディアを形にする確かな技術力を感じます。 戦慄すべきその恐るべき舞台裏の中身は以下から。 BOOKSCAN(ブックスキャン) 低価格・書籍スキャンサ
「すべてを記憶する」EvernoteがAndroid携帯向けアプリをv 2.0にアップデートした。Evernoteの単一のアップデートとしては、全プラットフォームを通じて、最大の大幅機能アップになった。ホーム画面の改良、Google検索と密接に連動するウィジェット、バックグラウンドでの同期、簡単なソートなどすべて大いに役立つ改善だ。しかし既存のEvernoteユーザーが最初に気づくのは処理速度が大幅に向上したことだろう。 Evernoteは依然としてフリーミアム・モデルの提供を続けている。したがって、今回のアップrグレードのほとんどは無料アカウントからも利用できる。ただし今回、有料のプレミアム会員にはオフライン機能が提供された。設定ページからノートブックを指定すると、ネットへの接続が切れてもローカルで閲覧、編集が継続できる。また今回のアップデートで、Androidアプリ内からプレミアム会員
iPhone陣営にいるとGoogleが次々に発表する面白い新機能をすぐに使えないのが残念だ。そうしたクールな新機能の一つがAndroid向けには昨年の12月にリリースされたビジュアル検索〔対象にカメラを向けて撮影するとGoogleのシステムがそれが何であるか認識する〕のGoogle Gogglesだった。1年近くたってこの機能がやっとiPhoneにも提供されることになった。 今日(米国時間9/5)、Google Mobileブログで発表されたところによると、GoogleはGoogle GogglesをiPhone向けGoogle Mobileアプリの新機能として追加する。 GoogleMobileアプリはテキスト検索だけでなく音声検索もサポートしているすぐれものだが、画像検索機能の追加でさらに強力になった。 Googleの発表: 新しいGoogle Mobileアプリでカメラボタンをタップ
本日から開催されている「CEATEC JAPAN 2010」において、UQコミュニケーションズが下り最大330Mbpsを実現する超高速通信「WiMAX 2」の実演デモを披露しました。 一般的な家庭向けの光回線(100Mbps)の3倍以上となる、圧倒的な通信速度を実現する夢のようなサービスですが、実際の通信速度も驚くべきものとなっています。 詳細は以下から。 CEATEC JAPAN 2010のUQコミュニケーションズブースには巨大な「UQ WiMAX」のロゴがありました。 2階の特設ブースでは20分おきに「WiMAX 2」のデモが行われています。 特設ブースの様子。 ブースの壁には実験に必要な物が揃えられていました。 オンラインデモの概要。 WiMAX 2の基地局 そしてWiMAX 2の端末。ブラックボックスならぬホワイトボックスですが、中はいったいどうなっているのでしょ
ついに大手メディアまでここにやってくる。毎日新聞デジタルは10月4日、共同購入のサイト「毎ポン」を立ち上げ、この赤く煮えたぎるレッドオーシャンへ参戦することになった。 毎日新聞デジタルは毎日新聞社の子会社で主にウェブ関連の事業を担当している。2010年に入り、毎日jpのコンテンツであったまんたんウェブをサイトとしてリニューアルしたりするなど、自主でのネット事業展開も模索していたという。 もう読者のみなさんであればこのクーポンの共同購入サイトの仕組みを説明する必要はないだろう。新聞社という財産を使えるのが(もちろん制限は多分にあるだろうが)特徴になるといえばなるし、逆にこの戦場の正面玄関から堂々と入ってきたというのが新鮮ですらある。 気になるのは、なぜ新聞社がこの手法に手を伸ばすのかという話題だ。そこにはウェブビジネスの次の手を探す苦労が伺い知れる。 「10年経過して媒体への広告が直接人に伝
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く