禍福は糾える縄の如しの解説 【読み方】 かふくはあざなえるなわのごとし 【意味】 禍福は糾える縄の如しとは、幸福と不幸は表裏一体で、かわるがわる来るものだということのたとえ。 【注釈・由来】 「糾える」は文語動詞「あざなふ」の命令形+完了を表す、文語助動詞「り」の連体形。 「あざなふ(糾う)」は「糸をより合わせる」「縄をなう」を意味する。 災いと幸福は表裏一体で、まるでより合わせた縄のようにかわるがわるやって来るものだ。不幸だと思ったことが幸福に転じたり、幸福だと思っていたことが不幸に転じたりする。 成功も失敗も縄のように表裏をなして、めまぐるしく変化するものだということのたとえ。 『史記・南越列伝』には「禍に因りて福を為す。成敗の転ずるは、たとえば糾える縄の如し」とあり、『漢書』には「それ禍と福とは、何ぞ糾える縄に異ならん」とある。 【出典】 『史記』『漢書』 【例文】 ・人生において禍
衆議院解散の際に解散詔書の朗読がどのように行われてきたかについて明治期から現代に至るまでの経過を説明する。解散詔書の朗読の慣行は大正期に確立し、戦後も似たような形式で朗読が行われている。ただし、戦後の10年間と、2014年の解散においては、慣行から外れた形式での朗読が見られる。 はじめに 日本では、衆議院が解散される際に、衆議院本会議で衆議院議長が解散詔書(しょうしょ)を朗読し、その後議員が万歳をするのが慣例となっている。しかし、この慣例は昔からあったわけではない。また、慣例と違う取り扱いをした場合もあった。今日は、帝国議会会議録・国会会議録の記録などをもとに、衆議院解散の際に本会議で詔書がどう朗読されてきたかについて見ていきたいと思う。 なお、解散の詔書は、戦前・戦後を問わず、以下の要素で構成されている。 本文:憲法に基づき衆議院を解散する旨を記す。 御名(ぎょめい)御璽(ぎょじ):天皇
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く