物議を醸している新潮45の2018年8月号「「LGBT」支援の度が過ぎる」と題されたコラム(P.57~60)。だいぶ批判もされているし抗議も入っているようではありますが、ざっと読んだ感想と所感をまとめておこうと思います。 結論から言えば、杉田議員は「支援の度が過ぎる」どころか持論の中で少なくともなんらかの支援が必要であろう理由を自身で展開しておられるので、そのあたりを踏まえて考察していくことにしたい。 最近の報道の背後にうかがわれるのは、彼ら彼女らの権利を守ることに加えて、LGBTへの差別をなくし、その生きづらさを解消してあげよう、そして多様な生き方を認めてあげようという考え方です(P.57~58) まず大前提として、この考え方は報道のスタンスだけではなく、自民党や現政権の提言の中にも見られる考え方であり、今一度自身が属する党が建前、表向きどのようなことを述べているのかを参照されると良いで