新型コロナウイルス禍の入国制限が緩和されて難民認定を申請する外国人が急増する中、申請中のアフリカ出身の外国人男性らが東京都内の公園で3カ月にわたり、集団で野宿生活を送っていた。難民認定の審査に時間がかかり就労ができない上、公的支援も得られず、行き場がなかったという。認定を巡っては認定率の低さだけでなく、こうした申請中の人たちが置かれている状況も深刻化している。(中村真暁)
新型コロナウイルス禍の入国制限が緩和されて難民認定を申請する外国人が急増する中、申請中のアフリカ出身の外国人男性らが東京都内の公園で3カ月にわたり、集団で野宿生活を送っていた。難民認定の審査に時間がかかり就労ができない上、公的支援も得られず、行き場がなかったという。認定を巡っては認定率の低さだけでなく、こうした申請中の人たちが置かれている状況も深刻化している。(中村真暁)
香港の民主活動家、周庭(アグネス・チョウ)氏(27)が3日、写真投稿アプリ「インスタグラム」で、今年9月に留学を理由にカナダに出国していたことを明らかにした。香港当局から12月末に一時帰郷し、出頭するよう求められたが、安全面を考慮してカナダに残ることを決めたという。 周氏は投稿で「おそらく一生、香港に戻ることはない。ようやく逮捕に恐れる必要なく、言いたいことを語り、やりたいことを実行できる」と記した。 周氏は2021年6月、未許可デモを組織するなどした罪での刑期を終え、釈放された。その当日、インスタグラムに黒一色の図柄を投稿した後、沈黙を続けていた。反中国的な言動を禁じた香港国家安全維持法(国安法)による摘発を懸念していたとみられていた。この間、3カ月ごとに当局への出頭を求められ、精神的に追い詰められていたという。 ■カナダ行きの条件は中国本土…
大分県津久見市長選は3日投開票され、新顔で元大分放送アナウンサーの石川正史氏(47)が、現職で3選を目指した川野幸男氏(65)、新顔で前副市長の飯沼克行氏(66)=いずれも無所属=を破り、初当選した。次点の飯沼氏との差はわずか51票だった。 当日有権者数は1万3778人。投票率は67・55%(前回無投票、2015年62・62%)だった。 8年ぶりの選挙戦で、三つどもえの争いは40年ぶり。入札が不調になり建設が遅れる新市庁舎の問題や、少子化対策などが大きな争点となった。川野氏の初当選以来、ともに市政を運営してきた飯沼氏が、副市長を辞して川野氏に挑むという異例の構図も有権者の関心を高めた。 石川氏は、3氏の中では最も早い10月上旬に立候補を表明。人口減少などで閉塞感が漂う有権者に「現状か変革か?」と訴えた。 新庁舎についても「第二中学…
香港の民主活動家の周庭さんが27歳の誕生日にあたる3日、カナダに事実上亡命したことを明らかにしました。周庭さんは3日、SNS上に公表した声明で「現在カナダのトロントにいて、香港に戻らないことを決めた」と明…
岸田文雄首相が自民党政調会長だった2019年、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体のトップと自民党本部で面会していたと、複数の関係者が朝日新聞の取材に証言した。岸田氏はこれまで教団との関係について「知る限り関係はない」とし、閣僚や党所属国会議員に点検や説明、関係の見直しを求めていた。自身の説明責任が問われることになる。 朝日新聞は、友好団体トップと面会したかについて複数回、岸田氏に事務所を通じて文書でたずねたが、明確な説明はなかった。 関係者によると、岸田氏は党政調会長だった19年10月4日、党本部で来日中のニュート・ギングリッチ元米下院議長らと面談した。この場に、教団の友好団体「天宙平和連合(UPF)ジャパン」のトップである梶栗正義議長が同席していたという。梶栗氏の父は教団の元会長で、梶栗氏は別の教団関連団体のトップも務める。UPFは教団創始者の故・文鮮明(ムンソンミョン)氏と妻
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