中性子星とブラックホール合体 重力波を初観測―国際チーム 2021年06月29日22時20分 ブラックホール(画像中央)と中性子星が合体して重力波が発生するイメージ図(オーストラリア・スウィンバーン工科大のカール・ノックス氏提供) 中性子星とブラックホールの合体で発生した重力波を初めて観測したと、国際研究チームが29日発表した。中性子星は、重い恒星が寿命を迎えて爆発した後に残る非常に高密度な天体。米国の観測施設「LIGO(ライゴ)」とイタリアの同「Virgо(バーゴ)」ではこれまで、ブラックホール同士や中性子星同士の合体で生じた重力波を検出していた。 〔写真特集〕宇宙の神秘 コズミックフォト ブラックホールに比べて中性子星は質量が小さく、合体による重力波を捉えるのが難しい。2019年にも初観測した可能性があると発表したが、ノイズかもしれないと判明。今回は昨年1月に2回観測したという。 1回
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