映画やアニメに登場する飛行機や宇宙船などのメカニックには、一見リアルに見えて実は非現実的なデザインになってしまっているものも多い。YouTubeで公開されている動画『Star Wars Aerodynamics』では、風洞実験シミュレーションソフト『Autodesk Flow Design』を用いて、映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場する主要なビークルの空気力学的な特性を検証している。 5分以上あるやや長めの動画なので、内容をかいつまんでまとめてみよう。まずスター・ウォーズに登場する戦闘機の代表格『Xウイング』は、旧三部作に登場するモデル「T-65B Xウイング」だとほぼ球体に近い抗力係数0.45だったが、「フォースの覚醒」以降に登場する最新の「T-70 Xウイング」では抗力係数が0.24にまで大幅に改善されたという。 これが偶然なのか、それともきちんと計算された上でのデザインなのかは