「Google Earth」は、その衛星からの眺めを2000年近く前の古代ローマ都市を再現することにまで手を広げている。 西暦320年の都市の航空写真を見せてくれるような衛星は存在しないものの、Googleの「Ancient Rome 3-D」は古代ローマ全盛期の様子を3Dシミュレーションで提供する。同ツールのこの新機能は、仮想的な時空間旅行を可能とするもので、ローマ周辺を飛び回り、コロセウム、フォーラム、キルクスマクシムスといった古代建築物の当時の様子を拡大して観察することもできる。ポップアップウィンドウには、専門家による歴史的情報が表示される。 米国時間11月12日に発表された同プロジェクトは、Google Earthに古代都市を組み入れようという初めての試みである。開発は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校とバージニア大学の研究者らと共同で進められた。 コンピュータグラフィックスは、1
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