エコの取り組みが“面倒”、何かを“我慢する”というイメージが強い。「質素なことを我慢するだけがエコではない」を提唱するコクヨオフィスシステムのオフィスを見学してきた。 今や「エコ」はさまざまなところに存在する。オフィスでエコを強化している企業も多いだろう。しかし取り組みが“面倒”、何かを“我慢する”というイメージが強い。「質素なことを我慢するだけがエコではない」を提唱する、コクヨオフィスシステム(KOS)の霞が関オフィスを訪ねてみた。 人の行動そのものがスイッチになる照明 KOSによれば、企業のCO2の排出量の約4割が“照明”によるもの。照明負荷をいかに軽減するかが課題だ。しかしテナントオフィスビルの場合、照明の改修は容易ではない。「配電盤も変えるなど大々的な改修は、なかなか費用の回収のめどが立たない」という。そこで提案するのが、既存の天井照明を利用しない照明システムだ。 KOSでは、人感