デューイが親指を立てて溶鉱炉に沈んでいくシーンは涙無しには見られませんでした。 という感想を狙ったようなシーン、僕は逆張りクソ野郎なので心がスッと引いちゃった。 という訳で『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』の感想と僕なりに考えた解説をネタバレありで書いていきたい。 エウレカシリーズの完結編ではあるものの、スタッフは前作から結構変わっており、まずエウレカシリーズのキャラデザと言えば吉田健一だが、今回彼は「キャラクター原案」という立場に収まり(恐らく殆ど関わってないと思われる)、作画監督&キャラクターデザインを『亡念のザムド』などの奥村正志が兼任した。また初期からシリーズ構成、脚本を担当していた佐藤大も離れ、メカニックデザインには大河原邦男が参加した。 解説①レントンの死とエウレカの夢 映画『ANEMONE』の話になるが、『EUREKA』は『ANEMONE』の続きな