[2023/10/31 追記] WebRTCの新たなAPIであるRTPTransportが提案されている事により、本資料の結論には至らない可能性が出てきています。RTPTransportの詳細はこちら。 --- WebRTC Meetup Tokyo #24 2023/06/23 の資料 (一部更新) 2023年6月時点におけるWebRTCに関連する技術動向と未来予想 動画はこちら
この前ポジショントークしたらそれなりに反響があったので書いてみる。 これまでの人生を振り返ると毎年ラジオや電話や配信サービスを作っている気がするし、なんかそういう仕事が回ってくることが多い気がする。 最近自分なりに答えが出たかなと思ったことがあるので言語化してみようと思う。 OGP は Flux ぽい画像だ。 注意・免責事項 ここにあるソースコードは不完全です。これは私が元々手元で実験していたボイラープレートであるとはいえ、いろんな仕事で培ったノウハウ的なものも含まれているので、念には念を入れて意図的に要件が透けそうな箇所は削除しています。 その結果元々のボイラープレートと乖離してしまい、動作しないコードになっています。ただ概念を伝えるには十分なコードになっているはずなので、脳内補完してください。質問は Twitter のメンション、もしくは Issue でのみ受け付けます。 (完全版を書
learning-webrtc_2023-05.md 時雨堂 WebRTC 入門 (講師資料) v2023-05 これは時雨堂が開催しているオンラインイベントである WebRTC 入門の 講師用 の資料であり、 参加者用の資料ではありません。 時雨堂 WebRTC 入門 オンラインイベント 概要 ChatGPT がある今、学ぼうと思えば好きなだけ学べる時代がきています。 ただ「正しい情報」をなんとなく知っている事はとても重要だと考えています。 進め方 今回の WebRTC 入門はまず最後まで大まかに話をしていきます。 その後、残り時間を利用して、細かく話をしていきます。 資料表示用の画面と iPad を画面共有してホワイトボード的な使い方をしていきます。 お願い 是非 Discord にメモを残していってください。 後から振り返るとき、参加者の皆に有用だと思います。 ライセンス Creat
はじめに 当ポストは、低遅延配信の技術であるWHIP(WebRTC-HTTP Ingestion Protocol)を自分で動かしてみたい方へ向けた記事となります。 WebRTCを利用した配信映像の集信プロトコルであるWHIPは現在Internet-Draftではありますが、配信技術者やWebRTC技術者の注目を得て、実際に動かせる環境が整ってきました。 当ポストでは、WHIPが動く環境を作り、自前のWebRTCスタックをWHIPで使う簡単な方法を紹介します。 とはいえInternet-Draftということもあり、「WebRTCなら聞いたことあるけど、WHIPって何?配信とWebRTCが関係あるの?」という方も多いと思いますので、最初はWHIPの紹介から入りたいと思います。 WHIPとは WHIPは、WebRTCを利用したインジェストのためのHTTPSベースのシグナリングプロトコルです。
GW なんも予定がなくてブログ書くかソシャゲやるか昼から酒飲むしかやることがないです。だから予定があったら使っていたであろうお金でソシャゲに課金したらめちゃくちゃ強くなりました。やったー。友達にはドン引きされましたが、GW に予定がある人よりかは節約できていると思います。そんなソシャゲもやることなくなって暇なので酒飲みながらブログを書きます。今日は WebRTC です。 免責 筆者は RFC を読んでいません。これは「そもそも WebRTC それ自体 の RFC なんてものは存在しないもんね〜」という意味でなく、ICE や SDP の RFC すら読んでいないという意味です。そのため WebRTC そのものの解説として読むと良くない表現が含まれるかもしれません。ただし自分が WebRTC でカメラ映像を送る実装を動作させ、そのコードの解説という点では間違ったことは書いていないはずです。動作
この記事は、 NTT Communications Advent Calendar 2022 14日目の記事です。 はじめに 皆様こんにちは。イノベーションセンター所属の @sublimer です。 普段はWebRTCプラットフォーム「SkyWay」の開発・運用の業務に取り組んでおり、現在は新しいSkyWayの正式リリースに向けて、インフラ・バックエンド・フロントエンドのコードをガリガリ書く楽しい日々を送っています。 一方のプライベートでは、自宅Kubernetesクラスターを盆栽のごとく愛情を持って育てています。 今回は、新しいSkyWay正式リリースに向けて、TURNサーバー(P2P通信においてNAT越えのために使用されるサーバー)の負荷試験を行った際に得られた知見をご紹介します。 ⚠️ 注意 この記事では、負荷試験の実施方法について書いています。 負荷試験は、管理下にないシステムやサ
概要 すでにいろんなブラウザに実装されて、商用(?)サービスなども登場しているWebRTCですが、この記事では「なぜWebRTCが登場したのか?」「どうしてこんな仕組みになっているのか?」を振り返ることで、VoIPからWebRTC、そしてORTCへの変遷を振り返りたいと思います。 Before WebRTC: VoIP WebRTCが登場するまでは、インターネット上/IP上でリアルタイム通信を実現する技術としてVoIPがありました。中でも、今までで最も成功したVoIPのフレームワークとしてはSIPが挙げられるでしょう。WebRTCで初めてリアルタイム通信に関わった方でも名前くらいは聞くことがあるのではないでしょうか。WebRTCで利用されているSDPやRTPも、SIPとセットで仕様が作られました。 SIPはWebRTCでも必要なシグナリング機能を提供するための使われるのですが、なぜSIPが
Let's write an automated test with MockRTC. To test WebRTC-based code, you will typically need to: Start a MockRTC mock session Define rules that match and mock the traffic you're interested in Create a WebRTC connection to a mock peer, by either: Using MockRTC's offer or answer directly. Applying the provided MockRTC.hookWebRTCConnection hook function to your RTC connection, and then connecting t
AyameというWebRTC Signaling Serverの実装がある。 Web側のSDKとサーバー側の実装が両方公開されており、プロトコルの仕様も文章化されている。 GitHub - OpenAyame/ayame-web-sdk: Ayame Web SDK GitHub - OpenAyame/ayame: WebRTC Signaling Server Ayame GitHub - OpenAyame/ayame-spec: WebRTC Signaling Server Ayame Spec そして今回、Ayame互換のプロトコルを持つWebRTC Signaling Server "ayu" を開発した。 github.com 動機 Ayameはサーバー側も含めてオープンな実装があるのになぜ新しく互換サーバーを作ったのか。 大きく分けて2つの理由がある。 ステートレス カス
この資料には宣伝が含まれます ライセンス Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 — CC BY-NC-ND 4.0 内容 これから WebRTC を学ぶ人が何を学ぶべきで、何は学ばないべきなのかを書く。定期的に更新していく。 趣味で学びたい人はターゲットに入っていません、仕事で利用する場合のみがターゲット。 まとめ 急がば回れで、W3C の資料を理解できるまで読み込む。 下手にフレームワークに依存したりして簡単な仕組みを覚えてしまうと後からツライ。 Media Capture and Streams WebRTC 1.0: Real-Time Communication Between Browsers Identifiers for WebRTC's Statistics API 作って学ぶも良いが、まずは出てくる単語などの意味を理解できるの
はじめに こんにちは。 都内在住のフロントンドエンジニアです。 僕はとある会社にて約 1 年半ほど React と WebRTC を用いて映像配信のアプリケーション開発を行ってきました。 そこでは開発をスムーズに進める為に WebRTC の SDK を利用していて、 本来学習コストが高いとされている WebRTC をカジュアルに利用することができています。 しかし、より入り組んだ実装をしたり映像配信特有の問題(後述) を解決するとなると以下 3 つの WebAPI の理解は避けて通れません。 MediaStream RTCPeerConnection WebSocket 詳しくは文中に記載しますがこれらの理解を深めないと開発の進行に大きな影響があると思ったので、WebRTC 関連のライブラリ等を利用せずに映像配信のアプリケーションを作って学習しようという考えになり、実際に作ってみました。
こんにちわ、しいたけです。 今は夏休みで奥さんと子どもたちが帰省しているので、動物と2人で暮らしています。 で、外出すると動物だけを家に残していくことになります。 ペットモニターとか市販でもあるんですが、せっかくなので、 夏休みの自由研究として、ラズパイ+カメラモジュールとWebRTCを使って、外出先からでも動物の状態を確認できるやつを作ってみました。 ↑ 死活監視される動物の様子です 用意したもの Pi3 B+ スターターキット V3 16GB 白 Piカメラ Official V2 for 3/2/1/0 Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B カメラ用 Manfrotto スマートフォン用三脚アダプター MCLAMP HAKUBA 自由雲台 BH-1 ラズパイ3とケースのセットとカメラモジュールは Raspberry Pi Shop by KSY で購入。
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