大手電機メーカーの日立製作所がアメリカの首都ワシントンの交通局から地下鉄車両の製造を受注しました。受注総額はおよそ2400億円に上り、会社にとってアメリカの鉄道事業では過去最大の受注となります。 発表によりますと日立製作所はアメリカの首都ワシントンを走る地下鉄の車両の更新で、現地の交通局から800両の新型車両の製造を受注しました。 受注総額は22億ドル、日本円でおよそ2400億円に上ります。 会社にとってアメリカの鉄道事業では過去最大の受注で、今後、ワシントンに新型車両を製造する新たな工場を建設し、2024年から車両の納入を始める予定だということです。 会社は鉄道事業を収益の柱と位置づけ、2015年にはイタリアの大手機械メーカーから車両事業などを買収し、ヨーロッパに加えて北米市場での事業拡大に取り組んでいました。