本物と通俗説 Hugh Everettの"Relative State" Formulation(相対的状態の定式化) 本物の多世界解釈 パラレルワールドとの違い 由来 性質 SF小説のアイデア 良くある間違い 科学は例外を許容しないか? 仮定の数 観測者も含める 通俗説の事例 本物と通俗説 量子力学における本物の多世界解釈は通俗説とはかなり違う。 多世界解釈の本質は驚くほど単純である。 まず、量子論の数式が示すことは正しいと仮定しよう。 そして、何が起きているかを、エンタングルメント(絡み合い)、デコヒーレンス(干渉性の喪失)、そして一貫した歴史という、3つの比較的新しく認識された概念を使って説明しよう。 「量子力学の解釈問題―実験が示唆する『多世界』の実在」(ISBN-10:4062576007,ISBN-13:978-4062576000,著:ColinBruce,訳&注:和田純夫)