日本農業新聞 - 病害虫防疫強化へ 農水省が有識者会議発足気候変動や人の国際移動の増加などで病害虫の国内侵入リスクが高まっているとして、農水省は植物防疫の在り方を検討する有識者会議（座長＝有江力東京農工大副学長）を立ち上げた。現行の植物防疫法に基づく発生予防・まん延防止対策や輸出入検疫などを論点に議論。夏をめどにまとめ、法改正や新たな予算措置なども検討する。 同省によると、暖冬によるスクミリンゴガイ（ジャンボタニシ）の越冬、夏の高温によるトビイロウンカの増殖、訪日外国人が持ち込んだ果実から病害虫が発見されるなど、気候変動や人・物の国境を超えた移動による病害虫のリスクが高まっている。…… 移住希望地 静岡初の１位 関東３県大幅上昇 地方への移住情報を提供する、ふるさと回帰支援センターが公表した２０２０年の移住希望地ランキングで、静岡県が初の１位になった。山梨県、長野県が続き、前年は２１位以下だった６県が上位２０位に入った。センターは「新型コロナウイ
