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  • 「卑劣な事件に負けない」 相模原殺傷、生存者の両親:朝日新聞デジタル

    相模原市緑区の「津久井やまゆり園」で19人が犠牲になり、27人が負傷した事件は26日で発生から1カ月。生死のふちから戻り、絆を確かめ合う家族がいる一方、帰らぬ入所者を悼む人も多い。施設に残された人たちは日常を取り戻すため、懸命の歩みを続ける。 「一矢(かずや)、一矢、無事でいてくれ」。7月26日早朝、神奈川県座間市に住む尾野剛志(たかし)さん(72)とチキ子さん(74)は知人からの電話で事件を知った。車で園に駆けつけると、医療スタッフや警察官たちで騒然となっていた。職員から見せられた名簿には、無事だった入居者の欄に息子の一矢さん(43)の名はなかった。 搬送先の病院で、医師から「首やのど、腹に傷がある」と説明を受けた。腹から背中まで突き通るほどの傷があり、腸はちぎれていたという。「明日、意識を取り戻すかどうかです」と告げられた。 集中治療室には、人工呼吸器をつけた一矢さんがいた。看護師と話

    「卑劣な事件に負けない」 相模原殺傷、生存者の両親:朝日新聞デジタル
    dicegeist
    dicegeist 2016/08/27
    ほとんどの事件では犠牲者の方の人となりを報道する必要性はないと考えているけれど、こうした場合にはやはり一人一人の「生きざま」を垣間見ることも必要じゃないかなと。回りまわって再発防止にも繋がりうる。
  • 老人ホームや障害者施設、なぜ街はずれの何もない場所に:朝日新聞デジタル

    専修大学名誉教授の正村公宏さん(84)は、経済と社会に関する鋭い論考で知られた。「場当たり的な社会保障、社会福祉政策が繰り返されてきた」「医療、年金、介護の制度を維持する展望を示すべきだ」。時代の変化に国が対応できず、家族だけでは介護を支えきれなくなる中で、安心感や連帯感のある社会のための方策を訴え続けた。 『戦後史』『日の危機』などの書籍を著す一方で、多くの人が手に取ったのが『ダウン症の子をもって』(1983年)。孝子さん(95)と息子の隆明さん(53)を育てた日々を克明につづり、ロングセラーとなった。 重度の知的障害で、意思疎通が難しい隆明さん。幼い時は多動的だった。家の中をかき回して歩き、孝子さんは落ち着く暇がなかった。 隆明さんが病気になると、孝子…

    老人ホームや障害者施設、なぜ街はずれの何もない場所に:朝日新聞デジタル
    dicegeist
    dicegeist 2016/08/13
  • アマゾン「お坊さん便」、反発する仏教会に想定外の批判:朝日新聞デジタル

    アマゾンでクリック、カートに入れて決済すれば、やがてお坊さんが自宅にやってくる。僧侶手配サービス「お坊さん便」は、そのユニークなネーミングもあって大きな反響を呼びました。仏教界が販売の中止を求めても商品化が止まらない背景には、頼む側、頼まれる側双方に事情があるようです。 受話器から、ため息交じりの声が聞こえた。 「試しにクリックしたら、在庫切れって表示されたんです。僧侶がモノ扱い、在庫扱いですよ」 昨年12月、ネット通販大手アマゾンに法事や法要に僧侶を手配するサービス「お坊さん便」が出品され、ネット上やテレビで話題になった。旧知の僧侶に電話で感想を求めると、こんな答えが返ってきた。 「宗教の商品化」に、仏教の主な宗派でつくる全日仏教会(全仏〈ぜんぶつ〉)は黙っていなかった。昨年暮れ、当時の斎藤明聖(あきさと)理事長名で「宗教に対する姿勢に疑問と失望を禁じ得ない」との談話を発表。今年3月に

    アマゾン「お坊さん便」、反発する仏教会に想定外の批判:朝日新聞デジタル
    dicegeist
    dicegeist 2016/08/11
    カウンセリングもむずかしいけど、法要の手配というのもすごいな。 アマゾンに「出品」の形をとることで独自にサイトを立ち上げるより運営コストが激減するけど「商品」性が強くなる。
  • ウナギ激減、危うし丑の日 放流や募金…取り組み広がる:朝日新聞デジタル

    30日は土用の丑(うし)の日。日人が最もウナギをべる日とされる。ところが、かば焼きでおなじみのニホンウナギは絶滅危惧種となり、資源の枯渇が心配されている。そんななか、べる側の消費者に近い料理店や小売りで「資源管理」の取り組みが広がっている。 静岡県三島市のうなぎ料理専門店「うなよし」。普段より1時間早い午前10時の開店前には10人ほどの列ができた。いつもは午後2時ごろに「売り切れ」の看板がかかるが、この日は年に一度だけ午後3時まで営業する。事前に注文した持ち帰り客には夕方まで販売する予定だ。 2年前に扱うウナギの量を半分ほどに減らした。その日の分を売り切ったら閉店。店じまいの時間が従来の午後8時から6時間ほど早まり、客は減った。関野忠明店主(63)は「絶滅危惧種を売る店の責任として、保護に力を入れないと消費者の理解は得られないと考えた」。仕入れ値が数年前と比べていくぶんか下がるなかで

    ウナギ激減、危うし丑の日 放流や募金…取り組み広がる:朝日新聞デジタル
    dicegeist
    dicegeist 2016/07/31
    ウナギが絶滅するとして、それは丑の日にウナギを食べることを言い出した源内さんが悪いのか、規制をしない省庁が悪いのか、今も宣伝を続けるメディアが悪いのか、提供するお店が悪いのか、買うお客さんが悪いのか…
  • 「男児から暴行」特別支援学級の講師、市と保護者を提訴:朝日新聞デジタル

    堺市立小学校の特別支援学級で2013年、当時30代の女性講師が6年生の男児から執拗(しつよう)な暴行を受け、顔面打撲などのけがや後遺障害を負ったとして、市と保護者を相手取り、慰謝料など計1308万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁堺支部に起こした。第1回口頭弁論が21日に開かれ、市と保護者は請求棄却を求めた。 訴状によると、女性は産休の代替として13年9月に着任。その直後、教室で男児を注意したところ、顔や頭を数回殴られ、制止するとさらに後ろから数十回殴られ、腰などを十数回蹴られた。職員室でけがの応急処置をして教室に戻ると、今度はナイフを持った男児に突進され、ハサミを投げつけられたという。女性は同校に14年3月末まで勤務した。 女性は着任前、学校側から男児は注意欠陥・多動性障害があると説明を受けた。しかし、パニックになると暴力をふるう傾向が強いことなどは知らされておらず、危険を避ける適切な行

    「男児から暴行」特別支援学級の講師、市と保護者を提訴:朝日新聞デジタル
    dicegeist
    dicegeist 2016/07/22
    この記事もやるせない。 「パニックになると暴力をふるう傾向」というのは、そもそも発達障害自体の特性ではない。特性に合わせた療育・教育支援を提供せず、どんどん手負いにさせて恨みを深めさせた末のこと。
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