監督作が初日を迎え感無量の伊勢谷友介[映画.com ニュース] 俳優の伊勢谷友介が2月18日、2度目のメガホンをとった「セイジ 陸の魚」の初日舞台挨拶を、主演の西島秀俊、共演する新井浩文とともに行った。 公開を前にテレビ、雑誌、ウェブと数多くの媒体で取材に応じた伊勢谷に対し、西島は「とにかく宣伝に出まくっていて、すごいなと思った」。当の伊勢谷は「大作並みの宣伝をしたが、逆に『もっと上映しろ』ってtwitterで怒られた」と嘆き節だ。現時点では舞台挨拶に立った東京・テアトル新宿をはじめ、全国でも数スクリーンでの上映だが「今後は東北でも上映できれば」と意欲を燃やした。 伊勢谷にとっては、デビュー作「カクト」(2003)以来、8年ぶりの監督作。旧道沿いのドライブインを舞台に、寡黙だが人々を引きつける魅力をもった店主のセイジ(西島)と、夏休みを利用し自転車旅行に出かけた“僕”(森山未來)の交流を通