今回はかぜ症候群と漢方薬の関係を2次元的にあらわしたパンフレット。 風邪というと、すぐにツムラ1番、葛根湯のことと思われがちだが、葛根湯は体力が普通以上の人に使う漢方薬である。 かぜ初期には、まだ体力が十分にあるので、葛根湯でつりあいが取れている人が多い。しかし、極端に衰弱している人が風邪に罹患した場合、葛根湯はやや重いのである。 上のパンフでは、使う頻度や期間も考慮されている。 図のみかたには、使う頻度が高いほど字が大きいとか、横に長いほど使う期間が長いと記載されている。 個々の漢方の下には適応を示す症状が書かれている。良くならない場合、アルゴリズム的に矢印方向の漢方を使うと良い可能性があるとのこと。 このパンフレットは時間の推移も考慮されているので3次元的といえる。 過去ログには、うつの人は風邪は禁止と記載している。 個々の漢方薬の説明など。
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