現地時間12月6日、サッカーW杯の話題が大半を占めるイギリスの各スポーツメディアのトップページに衝撃のニュースが掲載された。 ラグビーイングランド代表、エディー・ジョーンズHC解任。イングランドラグビー協会(以下、RFU)が発表したニュースは、2023年W杯フランス大会まであと9カ月という状況での大胆な方向転換だった。 すべてはW杯での栄光のため――代表監督の仕事を4年1サイクルのプロジェクトとして強化を進めてきたエディー。毎年2月から3月に行われるシックスネーションズ(欧州6カ国対抗戦)などで結果が伴わない時も、「W杯でチームをピークにもっていくための世代交代」「W杯に向けて戦術のオプションを試している時期」という理由で、解任の憂き目を逃れてきた。 だが、今回はそうはいかなかった。昨年からオータムネーションズシリーズと呼ばれている秋の代表戦の後にRFUが行ったパフォーマンスレビューによっ
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