◆山口中心部 半径500メートルに4店 山口市の中心部で回転寿司バトルが繰り広げられている。4月に「はま寿司」、10月に「無添くら寿司」が相次いでオープンし、湯田温泉街に近い半径約500メートルに大手チェーンの4店がひしめく状態になっている。 (原篤司) ◆「勝機は十分」「多すぎる」 10月下旬、「無添くら寿司山口店」(吉敷下東4丁目)のグランドオープンの日。「こうやってキャップを上げて、中のお皿だけを取って下さい」。女性店員が席に向かう客に、レーンを流れる皿を透明のプラスチックのふたで覆う「鮮度くん」の使い方を説明していた。 くらコーポレーション(大阪府堺市)広報宣伝部の中野浩マネジャー(44)は「『鮮度くん』はうちだけのシステム。激戦区とはいえ、無添加と安全安心の取り組みで勝機は十分だと考え、打って出た」。これが県内初出店で、さらに店を増やすか検討中だ。 「はま寿司山口湯田