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ブックマーク / kadobun.jp (16)

  • 著者の本線となるべき読みどころ満載な一冊。シリーズ化を熱望。――『最後の鑑定人』岩井圭也 レビュー【評者:北上次郎】 | カドブン

    業界の注目を集める新鋭が正面から挑む、サイエンス×ミステリ! 『最後の鑑定人』岩井圭也 書評家・作家・専門家が新刊をご紹介! 選びにお役立てください。 『最後の鑑定人』岩井圭也 評者:北上次郎 これは面白い。著者は金脈を掘り当てたのではないか。 書『最後の鑑定人』の主人公は、土門誠。土門鑑定所の所長である。もっとも所員は土門誠のみ。あとは、秘書兼技官の高倉柊子だけ。土門鑑定所のウェブサイトには、次のように書かれている。 〈当鑑定所では、法科学の観点から適切な手法を用いて、中立的に科学鑑定を行います。情報科学、生物学、化学、心理学、人文科学等、多面的な観点からアプローチいたします。刑事・民事は問いません。料金は別途相談〉 たとえば最初に持ち込まれる依頼は、殺人事件の容疑者として逮捕された青年が現場近くの防犯カメラに映っていたとされる証拠映像の再解析だ。土門誠は鋭い分析から、容疑者の無実を

    著者の本線となるべき読みどころ満載な一冊。シリーズ化を熱望。――『最後の鑑定人』岩井圭也 レビュー【評者:北上次郎】 | カドブン
  • 六車由実の、介護の未来14 みんなにとっての居場所であることと誰も排除しないということ(後編) | カドブン

    diet55
    diet55 2021/09/04
    「高次脳機能障害や発達障害、認知症、鬱、パニック障害等、脳の機能に障害がある人たち(それを著者は『脳が壊れた人』、すなわち『脳コワさん』と名付ける)」←「うつ病」や「発達障害」などは脳が壊れているの?
  • 六車由実の、介護の未来14 みんなにとっての居場所であることと誰も排除しないということ(前編) | カドブン

    diet55
    diet55 2021/08/21
    「運営推進会議とは、すまいるほーむのような小規模の地域密着型のデイサービスではおよそ半年に1回行うことが義務づけられている会議である。」
  • 「この本が自分から皆さんへの『ラストパス』になると思います」――中村憲剛『ラストパス』プロローグ全文試し読み | カドブン

    2021年1月1日の天皇杯決勝戦をもって現役を引退した中村憲剛さん。「40歳での引退」は実は5年前、35歳のときに決めていたものだったそうです。現役引退の決断の裏側にはアスリートとしての判断だけでなく、家族への思い、夫婦での約束がありました。35歳から40歳までの5年間、川崎フロンターレと中村憲剛さんは多くのタイトルを獲得しましたが、この間に何を考え、どのような思いでプレーを続けてきたのか。これまで誰にも明かさなかったエピソードをまとめた新刊『ラストパス 引退を決断してからの5年間の記録』から、そのプロローグ部分を特別に全文公開します。 プロローグ 朝、家を出るときから今日こそ伝えようと心に決めていた。の加奈子にも「今日、話そうと思っているから」と言ってクラブハウスに向かった。 あの人に伝えることで、〝すべて〞が動き出す。そう思っていたからだ。 2020年10月23日――久々にもらった連

    「この本が自分から皆さんへの『ラストパス』になると思います」――中村憲剛『ラストパス』プロローグ全文試し読み | カドブン
    diet55
    diet55 2021/06/26
  • 六車由実の、介護の未来10 入浴は「気持ちがいい」だけじゃだめなのか?(後編) | カドブン

    diet55
    diet55 2021/05/08
    「それがこれからの人生を生きる力に少しでもなるのであれば」「そんな入浴介助という特別な時間を、利用者さんに更に頑張りを強いる訓練の場には使いたくないのである。」
  • 六車由実の、介護の未来10 入浴は「気持ちがいい」だけじゃだめなのか?(前編) | カドブン

    diet55
    diet55 2021/04/24
    「中には、『風呂に入れるから、すまいるほーむに来ている』という男性利用者さんもいる。利用者さんたちの入浴介助のニーズは非常に高いのである。」
  • 六車由実の、介護の未来07 それぞれの年末年始(後編) | カドブン

    介護という「仕事」を、私たちはどれだけ知っているのだろう。そしてコロナという未曽有の災禍が人と人との距離感を変えてしまった今、その「仕事」はどのような形になってゆくのか。民俗学者から介護職に転身、聞き書きという手法を取り入れた『驚きの介護民俗学』著し、実践してきた著者が、かつてない変化を余儀なくされた現場で立ちすくんだ。けれどそんな中で見えてきたのは、人と人との関係性そのものであるという介護。その質を、今だからこそ探りたい――。介護民俗学の、その先へ。 >>前編はこちら ◆ ◆ ◆ あゆみさんが飛び出した 年末年始の休みに入る直前の月曜日の午後3時半頃、トイレに行ったり、荷物を自分の席に持ってきたり、上着を着たりと、みんなが忙しなく帰り支度をし始めた時間に、それは起きた。あゆみさんが急に席を立ち、荷物を抱えて、玄関を飛び出していこうとしたのだった。 あゆみさん、70歳。アルツハイマー型認

    六車由実の、介護の未来07 それぞれの年末年始(後編) | カドブン
    diet55
    diet55 2021/02/13
    ゼロ100でなくてもいいとか?完璧に100を目指さなくても、70~80で心地よいのならよいと割り切るとか???ダメなのかな?(^^;
  • 六車由実の、介護の未来07 それぞれの年末年始(前編) | カドブン

    介護という「仕事」を、私たちはどれだけ知っているのだろう。そしてコロナという未曽有の災禍が人と人との距離感を変えてしまった今、その「仕事」はどのような形になってゆくのか。民俗学者から介護職に転身、聞き書きという手法を取り入れた『驚きの介護民俗学』著し、実践してきた著者が、かつてない変化を余儀なくされた現場で立ちすくんだ。けれどそんな中で見えてきたのは、人と人との関係性そのものであるという介護。その質を、今だからこそ探りたい――。介護民俗学の、その先へ。 ◆ ◆ ◆ 美砂保さんにとっての年末年始 すまいるほーむはデイサービスなので、サービス提供時間は日中のみ、9時から16時15分となっている。毎週日曜日と12月30日から1月3日までの年末年始は休業日とさせていただいている。 働いている側からすると、特に、一年のうちで唯一取れる年末年始の長期休暇は、一年間頑張ってきたことへのご褒美のように嬉

    六車由実の、介護の未来07 それぞれの年末年始(前編) | カドブン
    diet55
    diet55 2021/01/30
    どちらの気持ちもわかるなー。「たまの休みくらいしっかり休んで欲しい」という気持ちも、「さびしい」という気持ちもどちらも本音かも?(´・_・`)
  • 六車由実の、介護の未来06 利用者さんが入院する、ということ(後編) | カドブン

    介護という「仕事」を、私たちはどれだけ知っているのだろう。そしてコロナという未曽有の災禍が人と人との距離感を変えてしまった今、その「仕事」はどのような形になってゆくのか。民俗学者から介護職に転身、聞き書きという手法を取り入れた『驚きの介護民俗学』著し、実践してきた著者が、かつてない変化を余儀なくされた現場で立ちすくんだ。けれどそんな中で見えてきたのは、人と人との関係性そのものであるという介護。その質を、今だからこそ探りたい――。介護民俗学の、その先へ。 ◆ ◆ ◆ >>前編はこちら タケコさんの抵抗 タケコさんが、スタッフと自分との関係の非対称性を感じ取っていたことは、認知症の進行に対する不安が強くなるにしたがって、タケコさんが私たちスタッフに対して声を荒らげることが増えていったことにも垣間見えるかもしれない。 特に酷かったのは、トイレに促そうと声をかける時だった。タケコさんは、ここ1年

    六車由実の、介護の未来06 利用者さんが入院する、ということ(後編) | カドブン
    diet55
    diet55 2021/01/09
    「できていた日常生活の作業や動作ができなくなっていくという受け入れがたい現実を、行動を促すためにかけられる言葉や、実際の介助の場面が増えていく度に、鋭い刃物のように痛烈に突きつけられていたのではないか
  • 六車由実の、介護の未来06 利用者さんが入院する、ということ(前編) | カドブン

    介護という「仕事」を、私たちはどれだけ知っているのだろう。そしてコロナという未曽有の災禍が人と人との距離感を変えてしまった今、その「仕事」はどのような形になってゆくのか。民俗学者から介護職に転身、聞き書きという手法を取り入れた『驚きの介護民俗学』著し、実践してきた著者が、かつてない変化を余儀なくされた現場で立ちすくんだ。けれどそんな中で見えてきたのは、人と人との関係性そのものであるという介護。その質を、今だからこそ探りたい――。介護民俗学の、その先へ。 ◆ ◆ ◆ タケコさんが入院した すまいる劇団のお芝居「富士の白雪姫」が文化祭で上演されてからほぼ一週間が経った月曜日の早朝、白雪姫の厳しくも優しいお母さん役を見事に演じたタケコさんのご主人から電話が入った。タケコさんが、土曜日に自宅前の路上で転んで、大腿骨頚部を骨折し市内の総合病院に入院した、というのだ。 タケコさんはここのところ視力の

    六車由実の、介護の未来06 利用者さんが入院する、ということ(前編) | カドブン
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    diet55 2021/01/09
    相手に自分の言葉は届かないのが当たり前、自分と他人とは人格が違うのだから、という考え方は、プロとしては負け?
  • 六車由実の、介護の未来05 すまいる劇団「富士の白雪姫」(前編) | カドブン

    介護という「仕事」を、私たちはどれだけ知っているのだろう。そしてコロナという未曽有の災禍が人と人との距離感を変えてしまった今、その「仕事」はどのような形になってゆくのか。民俗学者から介護職に転身、聞き書きという手法を取り入れた『驚きの介護民俗学』著し、実践してきた著者が、かつてない変化を余儀なくされた現場で立ちすくんだ。けれどそんな中で見えてきたのは、人と人との関係性そのものであるという介護。その質を、今だからこそ探りたい――。介護民俗学の、その先へ。 ◆ ◆ ◆ 継母役モンダイ これまで「つながりとゆらぎの現場から」と題して、第1回から第4回まで前後編の計8回、すまいるほーむという小さなデイサービスでの日々の出来事を綴りながら、高齢者介護の現場での人と人とのつながりの在り方とは何かを探ってきた。私自身、連載原稿を書くことで、初めてひとつひとつの出来事にじっくりと向き合うことができる貴重

    六車由実の、介護の未来05 すまいる劇団「富士の白雪姫」(前編) | カドブン
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    diet55 2020/11/28
    みんなの意見が反映されて、シナリオがどんどんと変わっていくのがステキ😍。「今はソーシャルディスタンスの関係でキスはできないから」←時事ネタも入っているだ(笑)
  • 六車由実の、介護の未来04 たくさんのつながりがあるということ(後編) | カドブン

    介護という「仕事」を、私たちはどれだけ知っているのだろう。そしてコロナという未曽有の災禍が人と人との距離感を変えてしまった今、その「仕事」はどのような形になってゆくのか。民俗学者から介護職に転身、聞き書きという手法を取り入れた『驚きの介護民俗学』著し、実践してきた著者が、かつてない変化を余儀なくされた現場で立ちすくんだ。けれどそんな中で見えてきたのは、人と人との関係性そのものであるという介護。その質を、今だからこそ探りたい――。介護民俗学の、その先へ。 >>前編はこちら ◆ ◆ ◆ 家族とつながりたい 私には苦い経験があった。認知症の親を介護している家族が、症状が進んでいくことを憂いて、人の同意も人への説明もなしに、突如施設への入所を決めてしまうというケースが何度かあったのである。いずれも、私たち現場のスタッフから見たら、まだまだ住み慣れた自宅での暮らしが続けられるだろうと思える方ば

    六車由実の、介護の未来04 たくさんのつながりがあるということ(後編) | カドブン
    diet55
    diet55 2020/11/07
    「でも、後から話を聞いてみると、家族は私たちが想像していた以上に追い詰められていたことがわかる。」
  • 六車由実の、介護の未来04 たくさんのつながりがあるということ(前編) | カドブン

    介護という「仕事」を、私たちはどれだけ知っているのだろう。そしてコロナという未曽有の災禍が人と人との距離感を変えてしまった今、その「仕事」はどのような形になってゆくのか。民俗学者から介護職に転身、聞き書きという手法を取り入れた『驚きの介護民俗学』著し、実践してきた著者が、かつてない変化を余儀なくされた現場で立ちすくんだ。けれどそんな中で見えてきたのは、人と人との関係性そのものであるという介護。その質を、今だからこそ探りたい――。介護民俗学の、その先へ。 ◆ ◆ ◆ 「あれが『徘徊』ってことなんだね……」 昨年の8月のお盆のことだった。家族がお墓参りに連れて行こうと、みよさんのマンションを訪れたところ、みよさんが家に居らず、携帯電話にも出ないことから、娘さんが警察に捜索願いを出した。結局、みよさんは自宅から10㎞以上離れている近隣の市まで歩いて行っていた。そして路上で転倒して、病院に救急搬

    六車由実の、介護の未来04 たくさんのつながりがあるということ(前編) | カドブン
    diet55
    diet55 2020/10/24
    「娘さんも、『徘徊』と言ってしまったことを後悔していた。」
  • 「精神科医と2人の生きづらいベストセラー漫画家たち」前編 | カドブン

    diet55
    diet55 2017/09/08
    「精神科医と2人の生きづらいベストセラー漫画家たち」前編 | カドブン 田中圭一×細川貂々×水島広子
  • 『うつヌケ』対談後編「うつを抜ける」とはどういうことか | カドブン

    田中 圭一ギャグ&パロディ漫画家として活躍。近年はレポート漫画も発表。代表作に『うつヌケ』『ペンと箸』がある。 吉田 豪プロ書評家、プロインタビュアー、ライター。著書に『サブカル・スーパースター伝』など。

    『うつヌケ』対談後編「うつを抜ける」とはどういうことか | カドブン
    diet55
    diet55 2017/06/08
    『うつヌケ』対談後編「うつを抜ける」とはどういうことか | カドブン 調子が悪くなる原因がわかっていると違う。田中圭一さんはもう薬を飲んではいない。「無職だけどうつから抜けられたという人」
  • 『うつヌケ』対談前編 吉田豪が考える、一番病みやすい職業は? | カドブン

    くすっと笑えてエッチなパロディーの名手として有名な田中圭一さんが、自身のうつ経験を下敷きに、うつ病からの脱出に成功した人たちをレポートしたマンガ『うつヌケ』。周囲とはなかなか話し合えない「うつのリアル」が描かれた内容が好評を博し、ベストセラーになっています。 そのベストセラー化を記念し、インタビュー集『サブカル・スーパースター伝』の著者であり、プロインタビュアーの吉田豪さんとの対談イベントが開催されました(実施日・2017年2月22日)。その内容を再構成し、三回にわたってお届けします。多くの職業の人にインタビューしてきた吉田さんが考える「病みやすい」職業とは?

    『うつヌケ』対談前編 吉田豪が考える、一番病みやすい職業は? | カドブン
    diet55
    diet55 2017/06/03
    『うつヌケ』対談前編 吉田豪が考える、一番病みやすい職業は? | カドブン 「『サブカル・スーパースター鬱伝』をマンガでやりたかった」
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